ドキュメンテーション

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構文

  • M = max(A)
  • M = max(A,[],dim)
  • [M,I] = max(___)
  • C = max(A,B)
  • ___ = max(___,nanflag)

説明

M = max(A) は、A の最大要素を返します。

  • A がベクトルの場合、max(A)A の最大要素を返します。

  • A が行列の場合、max(A) は各列の最大値を含む行ベクトルになります。

  • A が多次元配列の場合、max(A) は、サイズが 1 でない最初の配列次元に対して作用します。ここでは要素をベクトルとして扱います。この次元のサイズは 1 になりますが、他のすべての次元のサイズは変化しません。A が、最初の次元が 0 である空の配列の場合、max(A) は、A と同じサイズの空の配列を返します。

M = max(A,[],dim) は、次元 dim に沿った最大要素を返します。たとえば、A が行列の場合、max(A,[],2) は各行の最大値をもつ列ベクトルになります。

[M,I] = max(___) は、A の最大値のインデックスを求め、それを前述の構文の入力引数のいずれかを使用して出力ベクトル I に返します。最大値が複数回発生する場合、max は、最初に発生した最大値に対応するインデックスを返します。

C = max(A,B) は、A または B から得た最大要素からなる配列を返します。

___ = max(___,nanflag) は、前述のすべての構文の計算に NaN 値を含めるか省略するかを指定します。単一入力の場合に dim を指定せずに nanflag を指定するには、max(A,[],nanflag) を使用します。たとえば、max(A,[],'includenan') では A 内のすべての NaN 値が含まれますが、max(A,[],'omitnan') ではこれらが無視されます。

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ベクトルを作成してその最大要素を計算します。

A = [23 42 37 18 52];
M = max(A)
M =

    52

複素数ベクトルを作成してその最大要素、つまり最大の大きさをもつ要素を計算します。

A = [-2+2i 4+i -1-3i];
max(A)
ans =

   4.0000 + 1.0000i

行列を作成し、その各列にある最大要素を計算します。

A = [2 8 4; 7 3 9]
A =

     2     8     4
     7     3     9

M = max(A)
M =

     7     8     9

行列を作成し、その各行にある最大要素を計算します。

A = [1.7 1.2 1.5; 1.3 1.6 1.99]
A =

    1.7000    1.2000    1.5000
    1.3000    1.6000    1.9900

M = max(A,[],2)
M =

    1.7000
    1.9900

行列 A を作成し、各列の最大要素と A における行インデックスを計算します。

A = [1 9 -2; 8 4 -5]
A =

     1     9    -2
     8     4    -5

[M,I] = max(A)
M =

     8     9    -2


I =

     2     1     1

行列を作成し、その各要素とスカラー値を比較して大きい方の値を返します。

A = [1 7 3; 6 2 9]
A =

     1     7     3
     6     2     9

B = 5;
C = max(A,B)
C =

     5     7     5
     6     5     9

行列 A を作成し、その列表現 A(:) における最大要素の値とインデックスを求めます。

A = [8 2 4; 7 3 9]
A =

     8     2     4
     7     3     9

A(:)
ans =

     8
     7
     2
     3
     4
     9

[M,I] = max(A(:))
M =

     9


I =

     6

I は、最大要素を含む A(:) のインデックスです。

次に関数 ind2sub を使用して、A の最大要素に対応する行と列のインデックスを抽出します。

[I_row, I_col] = ind2sub(size(A),I)
I_row =

     2


I_col =

     3

A の最大値のみが必要で、インデックスは不要の場合、関数 max を 2 度呼び出します。

M = max(max(A))
M =

     9

ベクトルを作成し、NaN 値を除いてその最大値を計算します。

A = [1.77 -0.005 3.98 -2.95 NaN 0.34 NaN 0.19];
M = max(A,[],'omitnan')
M =

    3.9800

'omitnan' が既定のオプションであるため、max(A) でも同じ結果が得られます。

NaN を返すには 'includenan' フラグを使用します。

M = max(A,[],'includenan')
M =

   NaN

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

  • A が複素数の場合、max(A) は、最大の大きさをもつ複素数を返します。大きさが等しい場合、max(A) は最大の大きさと最大の位相角をもつ値を返します。

  • A がスカラーの場合、max(A)A を返します。

  • A が 0 行 0 列の空の配列の場合、max(A) も同じく空です。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | categorical | datetime | duration
複素数のサポート: はい

動作する対象の次元。正の整数のスカラーとして指定します。値を指定しない場合、既定値は、サイズが 1 ではない最初の配列の次元です。

次元 dim は、長さが 1 に縮小した次元を示します。size(M,dim)1 ですが、size(A,dim)0 でない限り、他のすべての次元のサイズは変化しません。size(A,dim)0 である場合、max(A,dim)A と同じサイズの空の配列を返します。

2 次元の入力配列 A について考えます。

  • dim = 1 の場合、max(A,[],1) は、各列の最大要素を含む行ベクトルを返します。

  • dim = 2 の場合、max(A,[],2) は、各行の最大要素を含む列ベクトルを返します。

dimndims(A) より大きい場合、maxA を返します。

追加の入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。入力 AB は、いずれかがスカラー値でない限り、同じサイズでなければなりません。スカラー値は他の配列と同じサイズになるように拡張されます。

  • AB は、一方が double 型でないかぎり、同じデータ型でなければなりません。どちらかが double 型の場合、もう一方の配列のデータ型は singleduration または任意の整数型になります。

  • AB が順序カテゴリカル配列である場合は、これらは同じ順序の同じカテゴリ セットでなければなりません。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | categorical | datetime | duration
複素数のサポート: はい

NaN の条件。次の値のいずれかとして指定します。

  • omitnan’ — 入力にあるすべての NaN 値を無視します。

  • includenan’ — 入力にある NaN 値を計算に含めます。

datetime 配列では、'omitnat' を使用して NaT 値を省略し、あるいは 'includenat' を使用して同値を含めることができます。

関数 max は、categorical 配列については nanflag オプションをサポートしません。

データ型: char

出力引数

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最大値。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。size(M,dim)1 ですが、size(A,dim)0 でない限り、他のすべての次元のサイズは A の対応する次元のサイズと一致します。size(A,dim)0 である場合、MA と同じサイズの空の配列です。

A の最大値のインデックス。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。IM と同じサイズです。最大要素が複数回発生する場合、I には最初に発生した値に対するインデックスが含まれます。

A または B からの最大要素。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。

C のデータ型は、A および B のデータ型によって次のように異なります。

  • AB のデータ型が同じ場合、C のデータ型は A および B と同じです。

  • A または B のいずれかが single の場合、Csingle になる。

  • AB の一方が整数データ型で、もう一方が double 型のスカラーである場合、C は整数データ型になります。

参考

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R2006a より前に導入

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