matlab.net.http.AuthInfo クラス
名前空間: matlab.net.http
HTTP メッセージの認証情報または権限情報
説明
MATLAB® は、HTTPOptions
オブジェクトで認証情報が提供されると要求メッセージ内の認証を自動的に処理します。認証の確認、認証情報の指定、または MATLAB HTTP インターフェイスで自動的に処理されない OAuth
のような認証プロトコルの実装を行うには、AuthInfo
クラスを使用します。
AuthInfo
クラスは、次の場合に返される 1 つの認証チャレンジを表します。
応答メッセージ用に
AuthenticateField.convert
を呼び出す。AuthorizationField
ヘッダー フィールド内の資格情報を要求メッセージに挿入する。AuthInfo
オブジェクトを Authorization フィールドに格納すると、MATLAB は必要に応じて値を引用符で自動的に囲み、エスケープ文字を挿入します。サーバーが
auth-info
データをAuthenticationInfoField
ヘッダー フィールドに返す。
AuthenticateField
メソッドおよび AuthorizationField
convert
メソッドは、フィールドの各 name=value
ペアの属性を Parameters
プロパティのパラメーターの名前と値のペアに変換します。値を囲むエスケープ文字と引用符は削除されます。
詳細については、Internet Engineering Task Force (IETF®) Web サイトで RFC 7235 Authentication および RFC 2617 Host-Imp Interface (Basic 認証および Digest 認証) を参照してください。
作成
説明
obj = matlab.net.http.AuthInfo(Scheme,
は、Scheme プロパティとオプションの paramName
,paramValue
)paramName
,paramValue
パラメーターを含む AuthInfo
オブジェクトを作成します。複数の引数のペアを任意の順序で paramName1,paramValue1,...,paramNameN,paramValueN
のように指定できます。
obj = matlab.net.http.AuthInfo(
は、paramName
,paramValue
)Scheme
値が空の AuthInfo
オブジェクトを作成します。
obj = matlab.net.http.AuthInfo(
はパラメーターと値を pStruct
)pStruct
のフィールドからコピーします。
obj = matlab.net.http.AuthInfo(
は pStr
)pStr
から AuthInfo
を作成します。
入力引数
プロパティ
メソッド
バージョン履歴
R2016b で導入