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matlab.io.fits.insertBTbl

現在の HDU の後ろへのバイナリ テーブルの挿入

構文

insertBTbl(fptr,nrows,ttype,tform,tunit,extname,pcount)

説明

insertBTbl(fptr,nrows,ttype,tform,tunit,extname,pcount) は、現在の HDU の直後に、新しいバイナリ テーブル拡張を挿入します。以降のすべての拡張は、新しい拡張用の空間を作るために、下方向にシフトされます。以降の拡張が他にない場合、新しいテーブル拡張は単純にファイルの終わりに追加されます。現在 FITS ファイルが空の場合、このルーチンではテーブルにダミーのプライマリ配列が作成されてから、テーブルがその配列に追加されます。新しい拡張は CHDU になります。ファイルに次の拡張がある場合およびテーブルに可変長配列の列がある場合、pcount で、最終的に予測されるデータ ヒープのサイズを指定しなければなりません。それ以外の場合、pcount はゼロにしなければなりません。

ttypetformtunits は、文字ベクトルの cell 配列または string 配列として指定します。

この関数は、CFITSIO ライブラリ C API の関数 fits_insert_btbl (ffibin) に相当します。

プライマリ配列の後ろにテーブルを作成します。次に、その直前に新しいテーブルを挿入します。

import matlab.io.*
fptr = fits.createFile('myfile.fits');
ttype = {'Col1','Col2'};
tform = {'9A','1D'};
tunit = {'m/s','candela'};
fits.createTbl(fptr,'binary',10,ttype,tform,tunit,'my-table');
fits.movRelHDU(fptr,-1);
fits.insertBTbl(fptr,5,ttype,tform,tunit,'my-new-table',0);
fits.closeFile(fptr);
fitsdisp('myfile.fits');