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データストア内のデータのサブセットをプレビュー

説明

data = preview(ds) は、データストア ds のデータのサブセットを現在の位置を変更せずに返します。

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表形式データが格納されたサンプル ファイル airlinesmall_subset.csv からデータストアを作成します。

ds = tabularTextDatastore("airlinesmall_subset.csv","TreatAsMissing","NA",...
    "MissingValue",0);

SelectedVariableNames プロパティを変更して対象の変数を指定します。

ds.SelectedVariableNames = ["DepTime","ArrTime","ActualElapsedTime"];

選択した変数のデータをプレビューします。

data = preview(ds)
data=8×3 table
    DepTime    ArrTime    ActualElapsedTime
    _______    _______    _________________

     2117       2305             108       
     1252       1511              79       
     1441       1708              87       
     2258       2336              38       
     1814       1901              47       
     1822       1934              72       
      729        841              72       
     1704       1829              85       

関数 mapreduce の出力ファイルであるサンプル ファイル mapredout.mat からデータストアを作成します。

ds = datastore('mapredout.mat');

データストアのデータをプレビューします。

data = preview(ds)
data=1×2 table
     Key        Value  
    ______    _________

    {'AA'}    {[14930]}

基となるデータストアのイメージ ペア間のパリティを維持するデータストアを作成します。たとえば、2 つのイメージ データストアを個別に作成してから、基となる 2 つのデータストアを表す統合データストアを作成します。

3 つのイメージの集合を表すイメージ データストア imds1 を作成します。

imds1 = imageDatastore({'street1.jpg','street2.jpg','peppers.png'}); 

imds1 のイメージをグレースケールに変換してからイメージを水平方向に反転させることにより、2 番目のデータストア imds2 を作成します。

imds2 = transform(imds1,@(x) fliplr(im2gray(x)));

imds1imds2 から統合データストアを作成します。

imdsCombined = combine(imds1,imds2);

統合データストアのデータをプレビューします。出力は 1 行 2 列の cell 配列です。2 列はそれぞれ基となる 2 つのデータストア imds1 および imds2 の最初のデータ サブセットを表します。

dataOut = preview(imdsCombined)
dataOut=1×2 cell array
    {480x640x3 uint8}    {480x640 uint8}

プレビューするデータを、タイル イメージのペアとして表示します。

tile = imtile(dataOut);
imshow(tile)

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

入力引数

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入力データストア。次のデータストアを preview メソッドの入力として使用できます。

出力引数

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データのサブセット。ds のタイプに従って table または配列として返されます。

データストアの種類data のデータ型説明
TabularTextDatastoreSpreadsheetDatastoretableSelectedVariableNames プロパティで指定される変数をもつテーブル。このテーブルには最大 8 行が含まれます。
ImageDatastore整数配列

最初のイメージに対応する整数の配列整数配列の次元はイメージのタイプによって決まります。

  • グレースケール イメージの場合、data は m 行 n 列です。

  • トゥルーカラー イメージの場合、data は m×n×3 です。

  • CMYK Tiff イメージの場合、data は m×n×4 です。

関数 preview は、関数 imread でサポートされるすべてのイメージ タイプをサポートします。サポートされるイメージ タイプの詳細については、imread を参照してください。

KeyValueDatastoretableKeyValue の変数のテーブル。
FileDatastoretable読み取り関数が返す出力を含むテーブル。関数 fileDatastore'ReadFcn' パラメーターで指定されます。
TransformedDatastore場合により異なる出力は、UnderlyingDatastores プロパティで指定された、基となるデータストアが返す出力と同じです。たとえば、基となるデータストアがイメージ データストアでその ReadSize プロパティ値が 1 である場合、data は整数配列として返されます。
CombinedDatastorecell 配列cell 配列の各要素には、UnderlyingDatastores プロパティで指定された、対応する基となるデータストアにより返された出力が格納されます。
SequentialDatastore場合により異なる最初の空でない基となるデータストアからの少量のデータが出力されます。基となるデータストアがすべて空である場合、最初の基となるデータストアに基づき、空の型が出力されます。基となるデータストアがない場合、空の double が出力されます。

拡張機能

バージョン履歴

R2014b で導入