linkdata
チャート データの自動更新
説明
データ リンクを使用して、チャートとそのワークスペース変数を同期します。リンクされたチャートはワークスペース変数の変更に伴って自動更新され、ワークスペース変数はブラシ ツールによるチャートの変更に伴って自動更新されます。
関数 linkdata
を使用して、または Figure ツール バーから [リンク プロット] ボタン を選択して、チャートとワークスペース変数をリンクします。
作成
説明
linkdata on
は、現在の座標軸のデータ リンク モードをオンにします。
linkdata off
は、データ リンク モードをオフにします。
linkdata
は、データ リンク モードの 'on'
と 'off'
を切り替えます。
linkdata showdialog
は [リンクされているプロットのデータ ソース] ダイアログ ボックスを開きます。この構文を使用して、チャートをワークスペース変数と対話的に同期させます。
linkdata(
は、指定された Figure のデータ リンク モードを指定します。オプション fig
,___)'on'
および 'off'
は一重引用符または二重引用符で囲みます。たとえば、linkdata(fig,'on')
のようになります。
l = linkdata
は、LinkData
オブジェクトを作成します。この構文は、データ リンク モードをクエリするときに便利です。
l = linkdata(
は、指定された Figure の fig
)LinkData
オブジェクトを作成します。
入力引数
プロパティ
例
ヒント
linkdata
がチャートのデータ ソースを明確に識別できない場合は、チャートとワークスペース変数との同期は行われません。linkdata
を呼び出して、変数を変更してもチャートが更新されない場合は、linkdata showdialog
を呼び出して [リンクされているプロットのデータ ソース] ダイアログ ボックスを開き、チャートをそのデータ ソースと手動でリンクします。関数
linkdata
は、リンクされたデータ ソースとチャートを毎秒約 2 回更新します。データ値の変化を滑らかにアニメーション化するには、毎秒 2 回以下で実行されるループを作成します。詳細については、関数pause
を参照してください。チャートがそのワークスペース変数と同期された後、チャートのデータ プロパティ (
XData
など) をプログラムによって変更しても、ワークスペース変数は更新されません。ワークスペース変数は、ブラシ ツールを使用して、プロットされたデータを対話的に変更した場合にのみ更新されます。
アルゴリズム
データ リンクは、チャートのデータ ソース プロパティ (XDataSource
など) を使用して、チャートとそのワークスペース変数を関連付けます。Figure のデータ リンクをオンにすると、MATLAB® はワークスペース内の変数と Figure 内にプロットされたデータを比較します。一致が検出されると、MATLAB はその変数をチャートの適切なデータ ソース プロパティに割り当てます。
バージョン履歴
R2008a で導入