Main Content

isrow

入力が行ベクトルかどうかを判別

説明

tf = isrow(V) は、V が行ベクトルの場合は logical 1 (true) を返します。その他の場合は logical 0 (false) を返します。行ベクトルはサイズが 1 行 N 列の 2 次元配列です。ここで、N は非負の整数です。

すべて折りたたむ

ベクトルを作成します。これが行ベクトルかどうかを判別します。

V = rand(5,1);
tf = isrow(V)
tf = logical
   0

ベクトルの共役転置を求めます。これが行ベクトルかどうかを判別します。

Vt = V';
tf = isrow(Vt)
tf = logical
   1

1 行 1 列の配列であるスカラーを作成します。

V = 5;

スカラー V が行ベクトルでもあるかどうかを判別します。

tf = isrow(V)
tf = logical
   1

文字の配列を作成します。これが行ベクトルかどうかを判別します。

V = 'Hello, World!';
tf = isrow(V)
tf = logical
   1

size を使用して V の次元をチェックします。V は 1 行 13 列の文字ベクトルで、行ベクトルでもあります。

sz = size(V)
sz = 1×2

     1    13

ここで、テキストを二重引用符で囲むことで string スカラーを作成します。

V = "Hello, World!";

スカラー V が行ベクトルでもあるかどうかをチェックします。

tf = isrow(V)
tf = logical
   1

入力引数

すべて折りたたむ

入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

アルゴリズム

  • 入力配列 V に 2 より多い次元が存在する場合、isrow(V) は logical 0 (false) を返します。たとえば、サイズが 1×1×N の配列は行ベクトルではありません。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。

バージョン履歴

R2010b で導入