relationaloperators
クラス: handle
等価性の判定またはハンドル オブジェクトの並べ替え
構文
tf = eq(H1,H2)
tf = ne(H1,H2)
tf = lt(H1,H2)
tf = le(H1,H2)
tf = gt(H1,H2)
tf = ge(H1,H2)
説明
等しい (tf
= eq(H1
,H2
)H1 == H2
)。
等しくない (tf
= ne(H1
,H2
)H1 ~= H2
)。
より小さい (tf
= lt(H1
,H2
)H1 < H2
)。
より大きい (tf
= gt(H1
,H2
)H1 > H2
)。
入力配列の各ペア (H1
と H2
) について、これらの演算は同じサイズの logical 配列を返します。返された配列の各要素は、要素ごとの等価性または比較のテスト結果です。これらのメソッドは、MATLAB® 組み込み関係演算子と同様にスカラー拡張を実行します。関係演算子の一般情報については、関係演算を参照してください。
ハンドルの比較では、次のガイドラインが適用されます。
ハンドル変数のコピーの比較は、常に等しくなります。
同じ MATLAB セッション内で 2 つのハンドルを繰り返し比較しても、常に同じ結果になります。
異なるハンドルは、常に等しくありません。
ハンドルの値の順番は、純粋に任意であり、比較されているハンドル オブジェクトの状態とは関係ありません。
入力配列が複数のクラスに属す場合 (1 つの入力配列が
double
などの非ハンドル クラスに属す場合も含む)、比較は必ず false となります。あるハンドル オブジェクトとその上位クラスのオブジェクトとの間で比較を実行する場合、上位クラスのメソッドが呼び出されます。上位クラスがこれらのメソッドの 1 つを定義していないことがあるため、一般に、オブジェクトのようなもののみテストします。
入力配列が同じサイズでない場合、またどちらもスカラーでない場合、エラーが発生します。
isequal
は、異なる複数のハンドル オブジェクトがすべてのオブジェクト プロパティに同じデータをもつかどうかを確認するときに使用します。ハンドル変数が同じオブジェクトを参照しているかどうかを判別するには、==
を使用します。
動的プロパティを含むオブジェクトを比較すると、isequal
は常に false
を返します。