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event.EventData クラス

名前空間: event
スーパークラス: handle

イベント データの基底クラス

説明

event.EventData クラスは、リスナーに渡されるすべてのデータ オブジェクトの基底クラスです。notify ハンドル クラス メソッドを使用してイベントをトリガーした場合、MATLAB®event.EventData オブジェクトのプロパティに値を代入し、そのオブジェクトをリスナーのコールバック関数 (イベント ハンドラー) に渡します。

イベント リスナーに追加情報を提供するには、event.EventData をサブクラス化します。カスタム イベント データの詳細については、イベント特有のデータの定義を参照してください。

メモ

event.EventData のサブクラスでは、クラスの ConstructOnLoad 属性を true に設定しなければなりません。

event.EventData クラスは handle クラスです。

クラスの属性

ConstructOnLoad
true
HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

notify ハンドル クラス メソッドは、イベントをトリガーするために呼び出されたときに event.EventData オブジェクトを作成します。この event.EventData コンストラクターは、入力引数を受け入れないため、event.EventData のサブクラスはスーパークラス コンストラクターに引数を渡すことができません。

プロパティ

すべて展開する

イベント ソース オブジェクト。イベントをトリガーしたオブジェクトのハンドルとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
GetObservable
true
SetObservable
true

イベントの名前。文字ベクトルとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
GetObservable
true
SetObservable
true

データ型: char

すべて折りたたむ

イベントがトリガーされたときにこのコールバック関数に渡された event.EventData オブジェクトから、イベント ソースであるオブジェクトのハンドルとイベント名を取得します。

function myCallbk(s,evtData)
   eventSource = evtData.Source;
   eventName = evtData.EventName;
   ...
end

バージョン履歴

R2008a で導入