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etime

(非推奨、datetime 値または between を使用すること) 日付ベクトル間の経過時間

etime は推奨されません。代わりに datetime 値を使用してください。2 つの datetime 値の間の経過時間を計算するには、一方をもう一方から減算するか、関数 between を使用します。コードの更新の詳細については、バージョン履歴またはシリアル日付値と日付文字列の推奨されないインスタンスの置き換えを参照してください。

説明

e = etime(t2,t1) は、2 つの日付ベクトルまたは日付ベクトルの行列である t1t2 の間の秒数を返します。

メモ: コードを実行するために必要な時間を測定するには、etime ではなく timeit または tic および toc を使用します。詳細については、ヒントを参照してください。

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指定時間から現在の時間までの経過時間を計算します。

最初の日付と時間を 2020 年 1 月の初めとして指定します。これを日付ベクトル フォームに変換します。

t1 = datevec('2020-01-01')
t1 = 1×6

        2020           1           1           0           0           0

関数 datetime を使用して、現在の日付と時刻を特定します。

t2 = datetime("now")
t2 = datetime
   19-Aug-2023 14:11:31

現在の日付と時刻を日付ベクトルに変換します。

t2 = datevec(t2)
t2 = 1×6
103 ×

    2.0230    0.0080    0.0190    0.0140    0.0110    0.0319

etime を使用して、t1t2 の間の秒数を計算できます。

e = etime(t2,t1)
e = 1.1462e+08

ただし、関数 etime は推奨されません。特に、コード実行の所要時間の測定には推奨されません。

入力引数

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日付ベクトル。1 行 6 列のベクトルまたは [Year Month Day Hour Minute Second] の形式で m の完全な日付ベクトルを含む m 行 6 列の行列として指定します。

例: [2012 03 27 11 50 01]

データ型: double

ヒント

  • イベント期間の時間の場合、etime および clock を使用するのではなく、timeit または tic および toc の関数を使用します。関数 clock は、オペレーティング システムで定期的に調整されるシステム時間を基準にしているため、時刻の比較演算において信頼できない結果となる可能性があります。

アルゴリズム

関数 etime では次の時間は考慮されません。

  • うるう秒

  • 夏時間による誤差

  • タイムゾーンの違い

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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