dlmread
(非推奨) 数値データの ASCII 区切りファイルを行列に読み込む
dlmread
は推奨されません。代わりに readmatrix
を使用してください。詳細については、互換性についての考慮事項を参照してください。
構文
説明
M = dlmread(
は、ASCII 区切り数値データ ファイルを行列 filename
)M
に読み取ります。関数 dlmread
はファイルの区切り記号を検出し、連続する空白を単一の区切り記号として扱います。
例
入力引数
ヒント
ヘッダーの行と列をスキップするには、行と列のオフセットを指定します。ファイル内のヘッダーを除くすべての値は数値でなければなりません。
アルゴリズム
dlmread
は、空の区切りフィールドをゼロで埋めます。読み取るデータ ファイルの各行末が、スペースではない区切り記号 (セミコロンなど) である場合、関数 dlmread
が返す行列 M
には、ゼロからなる最後の列が追加されます。
dlmread
は、いずれの複素数も実数部と虚数部に分けずに複素数フィールドにインポートします。次の表では、複素数の有効な形式を示します。
形式 | 例 |
---|---|
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複素数に組み込まれた空白は無効であり、dlmread
はその空白をフィールド区切り記号と見なします。