daspect
各軸でのデータ単位の長さを制御
説明
daspect(
は、現在の座標軸におけるデータの縦横比を設定します。データの縦横比は、x 軸、y 軸および z 軸のデータ単位の相対的な長さです。各軸でのデータ単位の相対的な長さを表す正の値からなる 3 要素ベクトルとして、ratio
)ratio
を指定します。たとえば、[1 2 3]
は、x 軸の 0 から 1 までの長さが y 軸の 0 から 2 までの長さ、および z 軸の 0 から 3 までの長さに等しいことを示します。すべての方向でデータ単位の長さが等しい場合は、[1 1 1]
を使用します。
daspect manual
は手動モードに設定し、Axes
オブジェクトの DataAspectRatio
プロパティに保存されている比率を使用します。モードが手動の場合、座標軸の表示域に合わせる動作は無効になります。データの縦横比の値を指定すると、モードが手動に設定されます。
例
入力引数
出力引数
詳細
アルゴリズム
関数 daspect
は、データの縦横比に関連するいくつかの座標軸プロパティの設定およびクエリを行います。
DataAspectRatio
— データの縦横比値を保存するプロパティ。DataAspectRatioMode
— データの縦横比モードを保存するプロパティ。比率を設定すると、このプロパティは'manual'
に変更されます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入