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cdflib.setVarReservePercent

変数の予約準備率の指定

構文

cdflib.setVarReservePercent(cdfId,varNum,percent)

説明

cdflib.setVarReservePercent(cdfId,varNum,percent) は、CDF (Common Data Format) ファイル内の変数の圧縮予約準備率を指定します。

入力引数

cdfId

関数 cdflib.create または関数 cdflib.open の呼び出しによって返される、CDF ファイル識別子。

varNum

ファイルでの変数を識別する数値。変数識別子 (変数番号) は 0 ベースです。

percent

圧縮された変数に割り当てる追加の領域の量を指定する数値。パーセンテージで表します。0 (追加領域の予約なし) ~ 100 の値か、または 100 より大きい値を指定できます。値は、変数の圧縮されないサイズの割合を示します。小数の予約準備率を指定すると、その値は切り捨てられます。

CDF を作成し、変数を作成し、変数の圧縮を設定してから、変数の予約準備率を設定します。この例を実行するためには、書き込み可能なフォルダーに移動します。

cdfId = cdflib.create("your_file.cdf");

% Create a variable in the file
varNum = cdflib.createVar(cdfId,"Time","cdf_int1",1,[],true,[]);
        
% Set the compression of the variable
cdflib.setVarCompression(cdfId,varNum,"GZIP_COMPRESSION",8)
        
% Set the compression reserver percentage
cdflib.setVarReservePercent(cdfId,varNum,80)

%Clean up
cdflib.delete(cdfId)
clear cdfId

詳細

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予約準備率

圧縮された変数に割り当てる追加の領域の量を示します。この追加の領域があると、変数に追加のレコードを書き込むときに変数を拡大できます。拡大用のこの領域を指定しないと、サイズを拡大するときにライブラリは変数をファイルの末尾に移動しなければならず、変数の元の場所の領域が無駄になってしまいます。

参照

この関数は、CDF ライブラリ C API のルーチン CDFsetzVarReservePercent に相当します。

この関数を使用するには、CDF C インターフェイスに関する知識を必要とします。CDF のドキュメンテーションは CDF の Web サイトで参照できます。