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cdflib.setFormat

CDF (Common Data Format) ファイルの形式の指定

構文

cdflib.setFormat(cdfId,format)

説明

cdflib.setFormat(cdfId,format) は、CDF (Common Data Format) ファイルの形式を指定します。

入力引数

cdfId

関数 cdflib.create または関数 cdflib.open の呼び出しによって返される、CDF ファイル識別子。

format

CDF ファイルの形式。次の形式の値のいずれかを含む文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

'SINGLE_FILE'CDF は、1 つのファイルのみで構成されています。これは既定のファイル形式です。
'MULTI_FILE'CDF は、制御および属性データ用の 1 つのヘッダー ファイルと、CDF の各変数用の追加ファイルで構成されます。

数値を使用して format を指定することもできます。形式に等価な数値を取得するには、cdflib.getConstantValue を使用します。

CDF ファイルを作成し、その形式を指定します。この例を実行するには、現在のフォルダーへの書き込み権限が必要です。

cdfId = cdflib.create("your_file.cdf");

% Check current format
format = cdflib.getFormat(cdfId)
format =

    'SINGLE_FILE'
% Specify multifile format
cdflib.setFormat(cdfId,"MULTI_FILE")

% Check format again
format = cdflib.getFormat(cdfId)
format =

    'MULTI_FILE'
% Clean up
cdflib.delete(cdfId)
clear cdfId

参照

この関数は、CDF ライブラリ C API のルーチン CDFsetFormat に相当します。

この関数を使用するには、CDF C インターフェイスに関する知識を必要とします。CDF のドキュメンテーションは CDF の Web サイトで参照できます。