camup
カメラの上向きベクトルの設定またはクエリ
構文
camup
camup([up_vector])
camup('mode')
camup('auto')
camup('manual')
camup(axes_handle,...)
説明
camup
は、現在の座標軸で設定されているカメラの上向きベクトルを返します。カメラの上向きベクトルは、画面内で上向きを示す方向を指定します。
camup([up_vector])
は、現在の座標軸における上向きベクトルを指定された値に設定します。上向きベクトルは、x、y、および z 要素として指定します。
camup('mode')
は、カメラの上向きベクトル モードの現在の値を返します。これは auto
(既定の設定) または manual
です。
camup('auto')
は、カメラの上向きベクトル モードを auto
に設定します。auto
モードの場合、[0 1 0]
が 2 次元表示での上向きベクトルです。これは y 軸が上を向いていることを意味します。3 次元表示では、上向きベクトルは [0 0 1]
であり、これは z 軸が上を向いていることを意味します。
camup('manual')
は、カメラの上向きベクトル モードを manual
に設定します。manual
モードの場合、カメラの上向きベクトルの値はユーザーが設定しない限り変わりません。
camup(axes_handle,...)
は、最初の引数 axes_handle
で識別される座標軸に関して、設定またはクエリを実行します。Axes のハンドルを指定しない場合、camup
は現在の Axes に作用します。
例
バージョン履歴
R2006a より前に導入