ドキュメンテーション

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Axes Properties

Axes Properties の変更

Axes オブジェクトの作成

axes を使用して Axes オブジェクトを作成します。

プロパティの変更

グラフィックス オブジェクトのプロパティを設定および取得するには、次の 2 とおりの方法があります。

プロパティの既定値を変更する方法については、『Handle Graphics® オブジェクト』ドキュメンテーションの「既定のプロパティ値の設定」を参照してください。

軸のプロパティの説明

この節では、プロパティについて説明します。中かっこ { } は既定値です。

ActivePositionProperty

{outerposition} | position

OuterPosition プロパティまたは Position プロパティは、サイズ変更に使用します。Figure のサイズを (対話形式で、または印刷やエクスポートの操作中に) 変更したときに、MATLAB® が、どのプロパティ (Position または OuterPosition) に定数を格納するかを指定します。

Position プロパティに値を設定すると、positionActivePositionProperty の値に設定されます。OuterPosition プロパティに値を設定した場合も同じで、outerpositionActivePositionProperty の値になります。

関連するプロパティの詳細は、「OuterPosition」と「Position」を参照してください。

軸の配置プロパティの使用方法については、「軸の自動サイズ変更」を参照してください。

ALim

[amin, amax]

アルファ軸の範囲。MATLAB が、Surface オブジェクト、Patch オブジェクト、および Image オブジェクトの AlphaData 値を Figure の alphamap にどのように割り当てるかを決定します。

  • amin — alphamap の最初のアルファ値にマッピングするデータの値

  • amax — alphamap の最後のアルファ値にマッピングするデータの値。

MATLAB は、alphamap の間のデータ値を線形内挿し、範囲外のデータ値を最初と最後のいずれか近い方の alphamap 値に固定します。

軸の範囲内に複数のグラフィックス オブジェクトがある場合、MATLAB は、すべてのオブジェクトの AlphaData (パッチ オブジェクトの場合は FaceVertexAlphaData) の範囲をカバーするように、ALim を設定します。

詳細は、関数 alpha のリファレンス ページを参照してください。

ALimMode

{auto} | manual

アルファ軸の範囲設定モード。

  • auto — MATLAB は、表示されるグラフィックス オブジェクトの AlphaData の範囲が軸の範囲内に収まるように ALim プロパティを設定します。

  • manual — 子の軸の AlphaData の範囲が変わっても、MATLAB は ALim の値を変更しません。

ALim プロパティを設定すると、ALimModemanual に設定されます。

AmbientLightColor

ColorSpec

シーンの背景光。周囲光は、軸内のすべてのオブジェクトを一様に照らす、方向性のない光です。しかし、軸内に目に見える Light オブジェクトがない場合は、MATLAB は、AmbientLightColor を使用しません。軸内に複数の Light オブジェクトが存在する場合は、MATLAB によって AmbientLightColor が他の光源に追加されます。

AspectRatio

(旧式)

このプロパティを問い合わせたり変更したりすると、警告メッセージが生成されます。代わりに、DataAspectRatio[Mode] プロパティや PlotBoxAspectRatio[Mode] プロパティを使用してください。

BeingDeleted

on | {off} (読み取り専用)

削除予定のオブジェクトを示すプロパティ。オブジェクトが削除されているかどうかを判定するメカニズム。MATLAB は、オブジェクトの関数 delete のコールバックが呼び出されると BeingDeleted プロパティを on に設定します (DeleteFcn プロパティを参照)。関数 delete の実行中は、そのプロパティは on に設定されたままになり、その後そのオブジェクトは削除されます。

たとえば、オブジェクトの関数 delete が多くのオブジェクトに作用する他の関数を呼び出すとします。削除されるオブジェクトに対して関数が操作を実行する必要がない場合、前もって、オブジェクトの BeingDeleted プロパティを確認できます。

関連情報は、関数 close および関数 delete のリファレンス ページを参照してください。

Box

on | {off}

軸のボックスのモード。2 次元表示ではボックスを、3 次元表示では立方体を使用して、軸の範囲を囲むかどうかを指定します。既定では、ボックスが表示されません。

BusyAction

cancel | {queue}

コールバック キューイング

MATLAB による割り込みコールバックの実行の処理方法を決定します。

"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。"割り込み" コールバックの BusyAction プロパティは、MATLAB が割り込みコールバックの実行を処理する方法を決定します。BusyAction プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'queue'"実行中" コールバックの実行が終了した後に処理されるように "割り込み" コールバックをキューに入れます。

  • 'cancel' — MATLAB が実行を終了したら "割り込み" コールバックを破棄します。

他のコールバックが "実行中の" コールバックを中断できるかどうかをコールバックの Interruptible プロパティが制御する方法の詳細については、Interruptible プロパティの説明を参照してください。

ButtonDownFcn

関数ハンドル | 関数ハンドルと追加の引数をもつセル配列 | 文字列 (推奨しません)

ボタンを押したときのコールバック関数。ポインターが軸の内側にあり、軸の親になっている他のオブジェクトの上にないときに、マウスのボタンをクリックすると必ず実行されます。3 次元表示では、アクティブな領域は、軸を囲む四角形になります。

修飾キーも押されたかどうかを判断するには、Figure の SelectionType プロパティを参照してください。

コールバックを参照する関数ハンドルをこのプロパティに設定します。関数は、buttonDown イベントに関連する Axes オブジェクトのハンドルと、イベント構造体 (このプロパティでは空になります) の少なくとも 2 つの入力引数を定義しなければなりません。

コールバック関数の構文についての詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

ButtonDownFcn をリセットするプロット関数

MATLAB プロット関数のほとんどが、データをプロットする前に軸をクリアし、ButtonDownFcn などの多くの Axes プロパティをリセットします。ユーザーがデータを対話形式でプロットできるインターフェイスを作成する場合は、プロット関数の影響を受けない、プッシュ ボタンなどのコントロール デバイス (uicontrol) を使用することを検討してください。

軸の ButtonDownFcn を使用してデータをプロットしなければならない場合は、linepatchsurface などの低水準関数を使用し、Figure と Axes の NextPlot プロパティでプロセスを管理してください。

プロット関数の動作の詳細は、「高水準関数と低水準関数」を参照してください。

「グラフィックス用の Figure と Axes の準備」を参照してください。

カメラのプロパティ

カメラのプロパティに関連する情報については、「カメラ ツール バーを使った視点の制御」を参照してください。

カメラのプロパティについては、「カメラ グラフィックスで使用するシーンの定義」を参照してください。

直行投影および遠近法については、「投影法のタイプ」を参照してください。

CameraPosition

[x, y, z] Axes 座標

カメラの位置。軸を見るカメラの位置。点の座標を指定します。

CameraViewAngle を固定した場合は、CameraPosition を変更してシーンを拡大または縮小できます。拡大するにはカメラを CameraTarget に近づけ、縮小するには CameraTarget から遠ざけます。Projectionperspective の場合は、CameraPosition を変更すると遠近の度合いも変わります。また、CameraViewAngle を変更してもズームできますが、シーンの遠近の度合いは変わりません。

CameraPositionMode

{auto} | manual

CameraPosition の自動または手動設定auto に設定すると、MATLAB は、関数 view で指定された仰角と方位角に従って、カメラが CameraTarget から一定の距離に固定されるように、CameraPosition を自動的に計算します。CameraPosition の値を設定すると、このプロパティは manual に設定されます。

CameraTarget

[x, y, z] Axes 座標

カメラの目標となる点。カメラが向いている場所 (座標) を指定します。CameraTargetCameraPosition は、カメラが見ている方向に沿ったベクトル (視点軸) を定義します。

CameraTargetMode

{auto} | manual

CameraTarget の配置の自動または手動設定。このプロパティを auto に設定すると、軸のプロット ボックスの中央に CameraTarget が自動的に配置されます。CameraTarget の値を指定すると、このプロパティは manual に設定されます。

CameraUpVector

[x, y, z] Axes 座標

カメラの回転。CameraTarget プロパティと CameraPosition プロパティにより定義される視点軸の周りでカメラの回転を設定します。ベクトルの x、y、および z 要素を含む 3 要素配列として、CameraUpVector を定義します。たとえば、[0 1 0] は、正の y 軸を上向きに設定します。

CameraUpVector の既定の設定は [0 0 1] で、正の z 軸を上向きとして定義します。

CameraUpVectorMode

{auto} | manual

既定またはユーザー指定の上向きベクトル。CameraUpVectorModeauto に設定すると、MATLAB は、3 次元表示で [0 0 1] (正の z 軸が上向き)、2 次元表示で [0 1 0] (正の y 軸が上向き) を使用します。CameraUpVector の値を設定すると、このプロパティは manual に設定されます。

CameraViewAngle

0 より大きく、180 より小さいか等しい (度単位の角度)

視野。カメラの視野を決定します。この値は、軸内に表示されるグラフィックス オブジェクトの見掛けのサイズに影響を与えます。しかし、遠近の度合いには影響ありません。角度を大きくすると視野が広くなり、シーンに表示されるオブジェクトが小さく見えます。

CameraViewAngleMode

{auto} | manual

CameraViewAngle の自動または手動設定auto モードにすると、CameraViewAngle は、シーン全体を捉えるのに必要な最小角度 (180 度以下) に設定されます。

次の表に、CameraViewAngleModeCameraTargetModeCameraPositionMode のさまざまな設定、およびそれに対応する MATLAB カメラの動作を示します。

CameraViewAngleModeCameraTargetModeCameraPositionMode動作
autoautoauto

CameraTarget は、プロット ボックスの中央に設定されます。CameraViewAngle は、シーン全体をとらえるように設定されます。CameraPosition は、視点軸に沿って設定されます。

autoautomanual

CameraTarget は、プロット ボックスの中央に設定されます。CameraViewAngle は、シーン全体を捉えるように設定されます。

automanualauto

CameraViewAngle は、シーン全体を捉えるように設定されます。CameraPosition は、視点軸に沿って設定されます。

automanualmanual

CameraViewAngle は、シーン全体を捉えるように設定されます。

manualautoauto

CameraTarget は、プロット ボックスの中央に設定されます。CameraPosition は、視点軸に沿って設定されます。

manualautomanual

CameraTarget は、プロット ボックスの中央に設定されます。

manualmanualauto

CameraPosition は、視点軸に沿って設定されます。

manualmanualmanual

ユーザーがカメラのすべてのプロパティを指定します。

Children

グラフィックス オブジェクト ハンドルのベクトル

Axes 内に描かれたすべてのグラフィックス オブジェクト (見えるかどうかは関係ありません) のハンドル。Axes の子オブジェクトになるグラフィックス オブジェクトは、imagelightlinepatchrectanglesurface、および text です。画面のオブジェクトの重なり順を変更するには、ハンドルの順番を変更します。

x 軸、y 軸、z 軸のラベルとタイトルの Text オブジェクトは、Axes の子オブジェクトですが、これらの HandleVisibility プロパティは off に設定されています。したがって、ルートの ShowHiddenHandles プロパティを on に設定しない限り、これらのハンドルは軸の Children プロパティに表示されません。

オブジェクトの HandleVisibility プロパティを off に設定すると、このオブジェクトは、その親の Children プロパティにリストされません。「HandleVisibility」を参照してください。

CLim

[cmin, cmax]

色軸の範囲。MATLAB が、surface オブジェクトと patch オブジェクトの CData の値を Figure の Colormap にどのように割り当てるかを決定します。cmin は、colormap の最初の色にマッピングするデータの値で、cmax は、colormap の最後の色にマッピングするデータの値です。MATLAB は、colormap の間のデータの値を線形内挿し、範囲外のデータ値を最初と最後のいずれか近い方の alphamap colormap の色に固定します。

CLimModeauto (既定の設定) の場合は、MATLAB がグラフィックス オブジェクトの CData の最小値を cmin に、最大値を cmax に割り当てます。CData のデータの最小値が colormap の最初の要素に、最大値が colormap の最後の要素に割り当てられます。

Axes が複数のグラフィックス オブジェクトを含んでいる場合、MATLAB は、すべてのオブジェクトの CData の範囲をカバーするように CLim を設定します。

関連情報については、関数 caxis のリファレンス ページを参照してください。

CLimMode

{auto} | manual

色軸範囲の設定モード。

  • auto — MATLAB は、表示されるグラフィックス オブジェクトの CData の範囲が軸の範囲内に収まるように CLim プロパティを設定します。

  • manual — 子の軸の CData の範囲が変わっても、MATLAB は CLim の値を変更しません。

CLim プロパティを設定すると、このプロパティが manual に設定されます。

Clipping

{on} | off

クリッピング モード。このプロパティは、軸に影響を与えません。

Color

{[1,1,1]} | ColorSpec

軸の背景色。このプロパティを none に設定すると、軸が透明になり Figure の色が透けて見えます。ColorSpec は、RGB の 3 要素ベクトルか、MATLAB で定義済みの名前です。

ColorOrder

RGB 値の m3 列の行列

複数のプロットに使われる色。関数 plotplot3 でプロットするそれぞれの線の色を定義します。plotplot3 で線の色を設定せずに複数の線を表示すると、ColorOrder プロパティで設定した順に色が割り当てられます。スタートアップ時に設定される現在の ColorOrder を取得するには、以下のプロパティ値を取得してください。

get(gca,'ColorOrder')

軸の NextPlot プロパティを replace (既定の設定) に設定すると、plot のような高水準関数は使用する色を決める前に、ColorOrder プロパティをリセットします。既定の設定でない ColorOrder を使用するときは、NextPlotreplacechildren に設定します。ColorOrder の独自の既定の設定を設定することもできます。

CreateFcn

関数ハンドル | 関数ハンドルと追加の引数をもつセル配列 | 文字列 (推奨しません)

オブジェクトの作成中に実行するコールバック関数。MATLAB が Axes オブジェクトを作成するときに実行されます。このプロパティは、Axes の既定値として定義しなければなりません。たとえば、次のステートメント

set(0,'DefaultAxesCreateFcn',@ax_create)

は、ユーザー (または MATLAB) が Axes を作成するときにそのプロパティを設定する Root レベルの既定値を定義します。

function ax_create(src,evnt)
	set(src,'Color','b',...
	'XLim',[1 10],...
	'YLim',[0 100])
end

MATLAB は、Axes のすべてのプロパティが設定された後に、この関数を実行します。既存の Axes オブジェクトに CreateFcn プロパティを設定しても効果はありません。

MATLAB は、CreateFcn が実行されているオブジェクトのハンドルを、コールバック関数の最初の引数として渡します。このハンドルには、gcbo で取得できるルートの CallbackObject プロパティを使用してアクセスできます。

コールバック関数の構文についての詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

CurrentPoint

23 列の行列。

軸に設定しているデータの単位で示される、最後にクリックした位置。2 点の座標を含み、マウスが最後にクリックされたポインターの位置を定義します。MATLAB は、要求された軸に関する座標を返します。

軸の内側のクリック — 直行投影

これらの 2 つの点は、画面の座標平面に垂直で、ポインターの位置を通る線上に存在します。これは、2 次元と表示 3 次元表示の両方に適用されます。

3 次元座標は、x 軸、y 軸、z 軸の範囲で定義された直方体の前面と背面が交差する線上にある点の座標です。

次の型の行列が返されます。

[xfrontyfrontzfrontxbackybackzback]

ここで、front は、カメラに最も近い点を定義します。そのため、CurrentPoint プロパティにより、cp 行列が返される場合、以下の示す最初の行は、

cp(1,:)

ビューアーに最も近い点を指定します。また、以下に示す 2 番目の行は、

cp(2,:)

ビューアーから最も離れた点を指定します。

軸の外側のクリック — 直行投影

Figure の内側、ただし軸で囲まれる直方体の外側をクリックすると、次の値が返されます。

  • バック ポイント — カメラの目標の平面にある点 (視点軸に対して垂直)

  • フロント ポイント — カメラ位置の平面にある点 (視点軸に対して垂直)

これらの点は、ポインターを通る線上にあり、カメラの目標およびカメラ位置の平面に対して垂直です。

軸の内側のクリック — 遠近法

遠近法を使用する場合は、軸で囲まれる直方体の形が異なるので、同じ点を直行投影した場合と座標が異なることがあります。

軸の外側のクリック — 遠近法

軸で囲まれる直方体の外側をクリックすると、常に、フロント ポイントが現在のカメラ位置として返されます。バック ポイントだけが、カメラ位置からポインターを通り、カメラの目標と交差する線上にある点の座標に更新されます。

関連情報

Figure の CurrentPoint プロパティを参照してください。

DataAspectRatio

[dx dy dz]

データ単位の相対的なスケーリング。x、y、z 方向のデータ単位の相対的なスケーリングを制御します。たとえば、このプロパティを [1 2 1] に設定すると、x 軸のデータ単位が 1、y 軸のデータ単位が 2、z 軸のデータ単位が 1 になります。

DataAspectRatio プロパティが PlotBoxAspectRatioXLimModeYLimModeZLimMode の各プロパティと連動して、MATLAB による x 軸、y軸、および z軸のスケーリング方法を制御することに注意してください。DataAspectRatioModePlotBoxAspectRatioModeCameraViewAngleMode がすべて auto の場合に、DataAspectRatio を設定すると、表示域に合わせる機能が無効になります。

次の表に、表示域に合わせる stretch-to-fill 機能を無効にしたときのプロパティの設定とその動作を示します。

表示域に合わせる機能を無効にしたときのプロパティ間の交互作用

XLimMode、YLimMode、ZLimMode

DataAspectRatio

PlotBoxAspectRatio

動作

auto

auto

auto

すべての次元でデータの範囲をカバーする軸の範囲が選択されます。

auto

auto

manual

すべての次元でデータの範囲をカバーする軸の範囲が選択されます。選択された範囲内で必要な PlotBoxAspectRatio が得られるように DataAspectRatio が変更されます。

auto

manual

auto

すべての次元でデータの範囲をカバーする軸の範囲が選択されます。選択された範囲内で必要な DataAspectRatio が得られるように PlotBoxAspectRatio が変更されます。

auto

manual

manual

必要な DataAspectRatio を基に、必要な PlotBoxAspectRatio 内で、プロット全体が中央に収まるように軸の範囲が選択されます (3 次元のうち、2 つの次元の周りに空白が入る可能性があります)。

manual

auto

auto

設定した軸の範囲が使用されます。必要に応じて DataAspectRatioPlotBoxAspectRatio が変更されます。

manual

auto

manual

設定した軸の範囲と PlotBoxAspectRatio が使用されます。必要に応じて DataAspectRatio が変更されます。

manual

manual

auto

設定した軸の範囲と DataAspectRatio が使用されます。必要に応じて PlotBoxAspectRatio が変更されます。

1 manual

2 auto

manual

manual

指定した縦横比と軸の範囲が使用されるように、2 本の軸の範囲が自動設定されます。「例」を参照してください。

2 or 3 manual

manual

manual

設定した軸の範囲と DataAspectRatio が使用されます。必要に応じて PlotBoxAspectRatio が無視されます。

「Axes の縦横比について」を参照してください。

DataAspectRatioMode

{auto} | manual

ユーザーまたは MATLAB によるデータのスケーリングの制御。DataAspectRatio プロパティの値をユーザーが設定するか、MATLAB で自動的に設定されるようにするかを制御します。DataAspectRatio プロパティの値を設定すると、このプロパティが自動的に manual に設定されます。DataAspectRatioModePlotBoxAspectRatioModeCameraViewAngleMode がすべて auto の場合に、DataAspectRatioModemanual に変更すると、表示域に合わせる機能が無効になります。

DeleteFcn

関数ハンドル | 関数ハンドルと追加の引数をもつセル配列 | 文字列 (推奨しません)

Axes を削除するときのコールバック関数。Axes オブジェクトを削除 (たとえば、deleteclf コマンドを発行) するときに実行されます。MATLAB は、オブジェクトのプロパティを削除する前に、コールバック関数でこれらの値を問い合わせられるようにルーチンを実行します。

MATLAB は、DeleteFcn が実行されているオブジェクトのハンドルをコールバック関数の最初の引数として渡します。このハンドルには、gcbo で問い合わせられるルートの CallbackObject プロパティを使用してアクセスできます。

コールバック関数の構文についての詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

DrawMode

{normal} | fast

レンダリング モード。Figure の Renderer プロパティが painters のとき、軸内に表示されるグラフィックス オブジェクトをレンダリングする方法を制御します。

  • normal — 隠れた表面を除去したり重なっているオブジェクトを適切に取り扱うために、現在の表示を基に背面から前面の順でオブジェクトが描かれます。

  • fast — 3 次元でのオブジェクトの位置関係が考慮されず、設定した描画コマンドの順に従ってオブジェクトが描かれます。表示内の位置に従ってオブジェクトの並べ替え順序が替えられないので、レンダリング速度が上がりますが、normal DrawMode に設定した場合とは異なり、隠れている表面は除去されず、オブジェクトが重なっても無視されるので、予期しない結果になることがあります。

Figure の Renderer プロパティを zbuffer に設定すると、DrawMode が無視され、常に、隠れている表面の除去や重なっているオブジェクトの処理が行われます。

FontAngle

{normal} | italic | oblique

イタリック フォントまたは標準フォントの選択。軸のテキストとして使用する文字を選択します。normal はイタリックでないフォントを、italicoblique はイタリック フォントを設定します。

FontName

名前 (Courier など) | FixedWidth

フォント ファミリ名。軸のラベルで使用されるフォントを指定します。適切に表示したり、印刷するためには、FontName はユーザーのシステムがサポートするフォントでなければなりません。これらのフォントを手動でリセット (XLabelYLabelZLabel プロパティを設定するか、xlabelylabel、または zlabel コマンドを使用) しない限り、x 軸、y 軸、および z 軸のラベルは、新しいフォントで表示されません。目盛りラベルは、すぐに変更されます。

固定幅フォントの指定

どのロケールでもテキストが整って見えるように、固定幅のフォントを使用する場合は、FontName を文字列 FixedWidth に設定します。

set(axes_handle,'FontName','FixedWidth')

固定幅フォントの名前をハード コードする必要がなくなりますが、ASCII 文字エンコードを使用しないシステム (マルチ バイトの文字セットを使用する日本語など) で、テキストが正しく表示されないことがあります。MATLAB アプリケーションで固定幅フォントを使用するように正しく記述した場合は、FontNameFixedWidth (大文字と小文字が区別することに注意) に設定し、エンド ユーザーの環境で FixedWidthFontName を正しく設定する必要があります。

エンド ユーザーが、別のロケールや自分の環境で MATLAB アプリケーションを使用できるようにするには、startup.m で、ルートの FixedWidthFontName プロパティをロケールに合った値に設定します。

ルートの FixedWidthFontName プロパティを設定すると、表示がすぐに指定したフォントに変わることに注意してください。

FontSize

FontUnits で指定した単位で示されるフォント サイズ。

フォント サイズ。FontUnits プロパティで指定した単位で、Axes ラベルやタイトルで使われるフォント サイズを設定する整数です。既定のポイント サイズは 12 です。オペレーティング システムによって最大許容フォント サイズが異なります。このフォントを手動でリセット (XLabelYLabel、または ZLabel プロパティを設定するか、xlabelylabel、または zlabel コマンドを使用する) しない限り、x 軸、y 軸、z 軸のテキスト ラベルは、新しいフォント サイズで表示されません。目盛りラベルは、すぐに変更されます。

FontUnits

{points} | normalized | inches | centimeters | pixels

FontSize プロパティの解釈に使用する単位normalized を設定すると、MATLAB は、FontSize の値を Axes の高さの割合で表します。たとえば、normalized0.1 に設定された FontSize は、Axes の高さの 1/10 の高さをもつフォントになります。既定の単位 (ポイント数) は、1/72 インチです。

1 回の関数呼び出しで FontSize プロパティと FontUnits プロパティの両方を設定する場合は、指定した FontSize を MATLAB が正しく解釈するように、最初に FontUnits プロパティを設定しなければなりません。

FontWeight

{normal} | bold | light | demi

太字フォントと標準フォントの選択。Axes テキストの文字のタイプ。これらのフォントを手動でリセット (XLabelYLabelZLabel プロパティを設定するか、xlabelylabel、または zlabel コマンドを使用) しない限り、x 軸、y 軸、および z 軸のラベルは、太字で表示されません。目盛りラベルは、すぐに変更されます。

GridLineStyle

- | - -| {:} | -. | none

グリッド ラインのライン スタイル。ライン スタイルは、引用符内に、実線 (-)、鎖線 (--)、点線 (:)、一点鎖線 (-.) などを指定する文字から構成されます。既定のグリッドライン スタイルは、点線です。グリッド ラインの表示を切り替えるには、grid コマンドを使います。

HandleVisibility

{on} | callback | off

オブジェクト ハンドルへのアクセスのコントロール。オブジェクトのハンドルが、このオブジェクトの親に対する子のリストで表示されるかどうかを決めます。HandleVisibility は、ユーザー インターフェイス デバイス (ダイアログ ボックスなど) のみを含む Figure 内にコマンド ラインから誤って描画したり、Figure を削除したりすることを防ぐ場合に有効です。

  • on — ハンドルは常に表示されます。

  • callback — コールバック ルーチン内から、あるいはコールバック ルーチンにより呼び出される関数から、ハンドルを参照することができます。しかし、コマンド ラインから呼び出される関数からは参照できません。これは、コマンド ライン ユーザーから GUI を保護しながら、コールバック ルーチンがオブジェクトのハンドルにアクセスできるようにするために提供されています。

  • off — ハンドルは常に表示されません。このオプションは、GUI に影響を与える可能性がある (ユーザーの入力した文字列を評価するような) 関数をコールバックが実行する際に使用します。このオプションは、その関数の実行時にハンドルを一時的に隠します。

親オブジェクトの子のリストにハンドルが表示されない場合、オブジェクト階層の検索やハンドル プロパティのクエリによってハンドルを取得する関数では、ハンドルを返すことはできません。このような関数には、getfindobjgcagcfgconewplotclaclfclose があります。

ハンドルの可視状態が callbackoff を使用して制限されているとき、オブジェクトのハンドルは、その親の Children プロパティには現れません。Figure は、ルートの CurrentFigure プロパティに現れず、オブジェクトはルートの CallbackObject プロパティまたは Figure の CurrentObject プロパティに現れません。そして、Axes は、親オブジェクトの CurrentAxes プロパティに現れません。

ルートの ShowHiddenHandles プロパティを on に設定すると、それらの HandleVisibility の設定 (これは、HandleVisibility プロパティの値に影響を与えません) に関係なく、すべてのハンドルを表示できます。

隠蔽されているハンドルは、有効なままです。オブジェクト ハンドルがわかっている場合、そのプロパティを関数 set および get で設定して取得し、ハンドルに作用する関数に渡すことができます。

HitTest

{on} | off

マウス クリックによる選択。Axes 上でのマウス クリックの結果、Axes が現在のオブジェクト (gco コマンドと Figure の CurrentObject プロパティにより返される) になり得るかどうかを指定します。HitTestoff の場合は、Axes をクリックすると、その下のオブジェクト (通常はそのオブジェクトを含む Figure) が選択されます。

Interruptible

off | {on}

コールバック ルーチンの割り込み

後続のコールバックがオブジェクトのコールバック関数に割り込もうとしたときに、MATLAB がそのコールバック関数に割り込めるかどうかを制御します。

Graphics オブジェクトの場合、Interruptible プロパティは、ButtonDownFcn プロパティに対するコールバックのみに影響します。"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。MATLAB は、"実行中" コールバックのオブジェクトの Interruptible プロパティに基づいて両方のコールバックを処理します。

Interruptible プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'off' の場合、MATLAB は割り込まずに "実行中" コールバックの実行を終了します。

  • 'on' の場合、以下の条件が適用されます。

    • drawnowfiguregetframewaitfor または pause コマンドが "実行中" コールバックにある場合、MATLAB は既にキューに存在する "割り込み" コールバックを実行してから、現在のコールバックの実行を終了するために戻ります。

    • 上記の関数のいずれも "実行中" コールバックにない場合、MATLAB は割り込まずに現在のコールバックの実行を終了します。

割り込みコールバックのオブジェクトの BusyAction プロパティは、コールバックを無視するかキューに入れるかを決定します。

Interruptible プロパティを on (既定の設定) に設定すると、他のグラフィックス オブジェクトのコールバックは、このオブジェクトから発生するコールバック関数に割り込みできます。

    メモ:    MATLAB は、割り込みが発生したときにプロパティの状態や表示を保存しません。たとえば、gca または gcf コマンドによって返されたハンドルは、別のコールバックが実行されると変更される場合があります。

コールバックに割り込んだ関数が完了した後、コールバックは割り込みにより中断されたところから実行を再開します。詳細は、「コールバックの実行と中断の制御」を参照してください。

Layer

{bottom} | top

グラフィックス オブジェクトを軸線の上または下に描く。2 次元表示 (x、y、z 軸に沿って見ているとき) で、軸線と目盛りを Axes の子オブジェクトの上と下のどちらに描くかを決めます。このプロパティを使用して、イメージの上にグリッド ラインと目盛りを表示します。

LineStyleOrder

LineSpec {a solid line '-'}

プロットに使われるライン スタイルとマーカーの順序。複数の線を含むプロットを作成するときに、どのようなライン スタイルとマーカーを、どのような順序で使用するかを設定します。以下に例を示します。

set(gca,'LineStyleOrder', '-*|:|o')

LineStyleOrder をアスタリスクのマーカーをもつ実線、点線、中が空の円のマーカーに設定します。既定の設定は (-) です。プロットするすべてのデータで実線が使われます。または、ライン スタイルを定義する文字列のセル配列を作成することができます。

set(gca,'LineStyleOrder',{'-*',':','o'})

MATLAB では、4 種類のライン スタイルを使用できます。これらのライン スタイルを繰り返す回数と順序を指定できます。MATLAB は、ColorOrder プロパティで設定されているすべての色を使用した後で、設定されている次のラインス タイルに移ります。たとえば、最初の 8 本の線は、ColorOrder で定義された別々の色になりますが、ライン スタイルはすべて同じ (1 番目のライン スタイル) です。次に、2 番目のライン スタイルに移り、8 色を順番に繰り返します。

関数 plot や関数 plot3 でライン スタイルや色を直接設定できます。また、グラフを作成した後で Line オブジェクトや Lineseries オブジェクトのプロパティを変更することもできます。

高水準関数と LineStyleOrder

軸の NextPlot プロパティを replace (既定の設定) に設定すると、plot のような高水準関数は、使用するライン スタイルを決める前に、LineStyleOrder プロパティをリセットします。既定の設定でない LineStyleOrder を使用するときは、NextPlotreplacechildren に設定します。

既定の LineStyleOrder の指定

LineStyleOrder の独自の既定の設定を設定することもできます。以下に例を示します。

set(0,'DefaultAxesLineStyleOrder',{'-*',':','o'})

は、高水準のプロット関数でリセットされない LineStyleOrder の既定値を作成します。

LineWidth

線の幅 (ポイント数)

軸線の幅。x、y、および z 軸線の幅をポイント数で設定します。既定の設定は 0.5 ポイントです。1 ポイント = 1/72 インチ

MinorGridLineStyle

- | - -| {:} | -. | none

マイナー グリッド ラインを描画するために使用するライン スタイル。ライン スタイルは、引用符内に、実線 (-)、鎖線 (--)、点線 (:)、一点鎖線 (-.) などを指定する 1 文字以上の文字から構成されます。既定のマイナー グリッド ライン スタイルは、点線です。ライン スタイルを変更するには、grid minor コマンドを使用します。

NextPlot

add | {replace} | replacechildren

以下のプロットを描画する方法。既存の Axes の中に高水準のプロット関数をどのように描くかを決めます。

  • add — グラフィックス オブジェクトの描画に既存の Axes を使います。

  • replace - グラフィックスを表示する前に、存在している Axes のすべての子オブジェクトを削除して、既定の設定に再設定します。ただし、Position オブジェクトは除きます (cla reset と同じです)。

  • replacechildren — すべての子オブジェクトを削除しますが、Axes のプロパティはリセットしません (cla と同じです)。

関数 newplot は、NextPlot プロパティの使用を容易にし、低水準のオブジェクト作成ルーチンのみを使用してグラフを描画する関数で使用できます。Figure グラフィックス オブジェクトにも NextPlot プロパティがあります。

OuterPosition

4 要素ベクトル

ラベル、タイトル、および余白を含む軸の位置。軸ラベル、タイトル、および余白を含む、Axes の外部境界を示す四角形を指定します。ベクトルは以下のようになります。

[left bottom width height]

leftbottom は、Figure ウィンドウの左下コーナーから四角形の左下コーナーまでの距離を定義します。widthheight を使用して、四角形の大きさを決めます。

以下の図は、黄色い四角形で囲まれた OuterPosition で定義される領域を示しています。

ActivePositionPropertyOuterPosition (既定の設定) に設定されている場合、Figure のサイズを変更しても、テキストは切り取られません。[0 0 1 1] (正規化された単位) の既定値には、Figure の内線が含まれます。

Units プロパティはすべての測定単位を指定します。

関連情報については、TightInset プロパティを参照してください。

軸の配置プロパティの使用方法については、「Axes の自動サイズ変更」を参照してください。

Parent

Figure ハンドルまたは Uipanel ハンドル

Axes の親オブジェクト。Axes の親オブジェクトのハンドル。Axes オブジェクトの親オブジェクトは、それを表示している Figure オブジェクト、またはそれを含む Unipanel オブジェクトです。ユーティリティ関数 gcf は、現在の Axes の Parent オブジェクトのハンドルを返します。Axes の親を別のFigure オブジェクトや Unipanel オブジェクトにすることができます。

PlotBoxAspectRatio

[px py pz]

軸のプロット ボックスの相対的なスケーリング。x、y、z 方向のプロット ボックスの相対的なスケーリングを制御します。プロット ボックスは、x、y、z 軸の範囲によって定義された軸のデータ領域を取り囲むものです。

PlotBoxAspectRatio プロパティが、DataAspectRatioXLimModeYLimModeZLimMode の各プロパティと連動して、軸の中にグラフィックス オブジェクトが表示される方法が制御されることに注意してください。DataAspectRatioModePlotBoxAspectRatioModeCameraViewAngleMode がすべて auto の場合に、PlotBoxAspectRatio を設定すると、表示域に合わせる機能が無効になります。

PlotBoxAspectRatioMode

{auto} | manual

ユーザーまたは MATLAB による軸のスケーリングを制御する方法。PlotBoxAspectRatio プロパティの値をユーザーが設定するか、MATLAB で自動的に設定されるようにするかを制御します。PlotBoxAspectRatio プロパティの値を設定すると、このプロパティが自動的に manual に設定されます。DataAspectRatioModePlotBoxAspectRatioModeCameraViewAngleMode がすべて auto の場合に、PlotBoxAspectRatioModemanual に変更すると、表示域に合わせる機能が無効になります。

Position

4 要素ベクトル

Axes の位置。親コンテナー (Figure または Unipanel) 内の Axes の位置を決定する四角形を設定します。次の形式をもつベクトルです。

[left bottom width height]

leftbottom は、コンテナーの左下コーナーから四角形の左下コーナーまでの距離を定義します。widthheight を使用して、四角形の大きさを決めます。Units プロパティは、すべての測定の単位を指定します。

軸の表示域に合わせる機能を有効にする (DataAspectRatioModePlotBoxAspectRatioModeCameraViewAngleMode をすべて auto に設定) と、軸が Position の四角形いっぱいに表示されます。表示域に合わせる機能を無効にすると、軸は Position の四角形内で、他のすべてのプロパティに従って可能な限り大きく表示されます。

関連情報については、OuterPosition プロパティを参照してください。

軸の配置プロパティの使用方法については、「Axes の自動サイズ変更」を参照してください。

Projection

{orthographic} | perspective

射影のタイプ。次の射影タイプからいずれかを選択します。

  • orthographic — 視点から与えられた点までの距離に関して、グラフィックス オブジェクトの正しい相対的な大きさを保ち、データ内の平行線を画面上に平行に描画します。

  • perspective — 3 次元のオブジェクトを 2 次元表現で深みを与えるために、遠近を付けて表現するものです。しかし、perspective は、オブジェクトの相対的な大きさを保存しません。同じ長さの線でも、遠いものは、近いものに比べ短く表示されます。データ内の平行線は、画面上では平行ではなくなります。

Selected

on | {off}

選択されたオブジェクト。このプロパティを on にし、SelectionHighlight プロパティも on (既定の設定) にすると、MATLAB は選択されたことを示す "ハンドル" をオブジェクトの隅と中央に表示します。たとえば、ButtonDownFcn コールバックでこのプロパティを on に設定するように定義すると、軸が選択されたことを示すことができます。

SelectionHighlight

{on} | off

選択されたオブジェクトを強調表示するSelected プロパティを on に設定すると、MATLAB は、4 個のエッジ ハンドルと 4 個のコーナー ハンドルを描画して、選択された状態を示します。SelectionHighlightoff の場合、MATLAB はハンドルを描画しません。

Tag

文字列

ユーザー指定のオブジェクトのラベル。ユーザー指定のラベルをもつグラフィックス オブジェクトを識別する方法を提供します。既定値は空の文字列です。

Tag プロパティと関数 findobj を使用して、プロット階層内の特定オブジェクトを操作します。

たとえば、現在の Axes を変更するようなユーザーの指示にもかかわらず、特定の Axes にファイルからのすべてのグラフィックス出力を直接行うと仮定します。そのために、Tag を使用して Axes を確認します。

axes('Tag','Special Axes')

findobjTag を検索し、描画する前に、その Axes を現在の Axes にします。

axes(findobj('Tag','Special Axes'))
TickDir

in | out

目盛りの方向付け。既定の設定は、2 次元表示では、軸線の内側に向かって目盛りを設定します。3 次元表示では、軸線の外側に向かって設定します。

TickDirMode

{auto} | manual

目盛り方向の自動制御。auto モードで、MATLAB は、2 次元表示では内側に向かって、3 次元表示では外側に向かって目盛りを設定します。TickDir の設定を指定すると、MATLAB は TickDirModemanual に設定します。manual モードでは、MATLAB は、設定する目盛り方向を変えません。

TickLength

[2DLength 3DLength]

目盛りの長さ。軸の目盛りの長さを設定します。最初の要素は 2 次元表示で使われる目盛りマークの長さで、2 番目の要素は 3 次元表示で使われる目盛りの長さです。目盛りマークの長さは、可視の軸 x、y、z の注釈行のうち最長の長さに対して正規化される単位で設定してください。

TightInset

[left bottom right top]読み取り専用

Position に追加されテキスト ラベルを含めるための余白。Position プロパティの境界から軸のテキスト ラベルとタイトルの範囲までの距離。Position の幅および高さの値に追加される場合、TightInset は、軸とそのラベルおよびタイトルを囲む最も狭いボックスを定義します。

「Axes の自動サイズ変更」を参照してください。

Title

Text オブジェクトのハンドル

軸のタイトル。軸のタイトルとして使用する Text オブジェクトのハンドル。このハンドルを使用して、タイトル テキストのプロパティを変更したり、既存の Text オブジェクトのハンドルに Title を設定することができます。たとえば、以下のステートメントは、現在のタイトルの色を赤に変更します。

set(get(gca,'Title'),'Color','r')

新しいタイトルを作成するには、このプロパティを、使用する Text オブジェクトに設定します。

set(gca,'Title',text('String','New Title','Color','r'))

ただし、通常、title コマンドを使った方が簡単に軸のタイトルを作成したり置き換えたりできます。

title('New Title','Color','r') % Make text color red
title({'This title','has 2 lines'}) % Two line title
Type

文字列 (読み取り専用)

グラフィックス オブジェクトのタイプグラフィックス オブジェクトのクラスを識別する文字列。このプロパティを使用して、プロット階層内にある特定のタイプのすべてのオブジェクトを見つけます。Axes オブジェクトの場合、Type は 'axes' です。

UIContextMenu

Uicontextmenu オブジェクトのハンドル

コンテキスト メニューと Axes の関連付け。このプロパティは、Axes の親の Figure 内で作成した Uicontextmenu オブジェクトのハンドルを割り当てます。コンテキスト メニューを作成するには、関数 uicontextmenu を使用します。MATLAB は、軸上で右マウス ボタンをクリックしたときに、コンテキスト メニューを表示します。

Units

inches | centimeters | {normalized} | points | pixels | characters

軸の位置を示す単位。Position プロパティを解釈するために使用される単位。すべての単位は、Figure ウィンドウの左下コーナーから測定されます。

    メモ:   Units プロパティは、Figure 内の軸の位置を制御します。このプロパティは、グラフ作成に使用されるデータ単位には影響を与えません。各軸データ単位の範囲については、軸の XLimYLimZLim プロパティを参照してください。

  • normalized — Figure ウィンドウの左下コーナーを (0,0) に、右上コーナーを (1.0, 1.0) にします。

  • inchescentimeters、および points — 絶対単位です。1 ポイント = 1/72 インチ

  • characters — 既定のシステム フォントの文字サイズに基づきます。1 characters 単位の幅は、文字 x の幅で、1 characters 単位の高さはテキスト 2 行のベースライン間隔です。

オブジェクトの作成中にプロパティ名とプロパティ値の組み合わせとして単位を指定するとき、これらの単位を使用してプロパティを指定する前に、Units プロパティを設定しなければなりません。

UserData

行列

ユーザー指定のデータ。Axes オブジェクトと関連付けるデータです。既定値は空の配列です。MATLAB はこのデータを使用しませんが、set コマンドや get コマンドを使用するとこのデータにアクセスできます。

View

旧式

View プロパティにより与えられる機能は、現在は軸のカメラのプロパティ (CameraPositionCameraTargetCameraUpVector、および CameraViewAngle) により制御されるようになりました。view コマンドを参照してください。

Visible

{on} | off

軸が見えるかどうかの指定。既定の設定では、軸が見えます。このプロパティを off に設定すると、軸線、目盛り、ラベルが見えなくなります。Visible プロパティは、Axes の子オブジェクトに影響を与えません。

XAxisLocation

top | {bottom}

x 軸の目盛りとラベルの位置。MATLAB が x 軸の目盛りやラベルを表示する場所を制御します。このプロパティを top に設定すると、既定の位置であるプロットの下部の部分からプロット上部に x 軸を移動します。このプロパティは、2 次元表示にのみ適用されます。

YAxisLocation

right | {left}

y 軸の目盛りとラベルの位置。MATLAB が y 軸の目盛りやラベルを表示する場所を制御します。このプロパティを right に設定すると、既定の位置であるプロットの左側から、プロットの右側に y 軸を移動します。このプロパティは、2 次元表示にのみ適用されます。y 軸を 2 本使用する簡単な方法については、関数 plotyy を参照してください。

X、Y、Z 軸を制御するプロパティ

XColor, YColor, ZColor

ColorSpec

軸線の色。RGB の 3 要素を指定する要素ベクトル、または既定の MATLAB の色文字列です。このプロパティは、x、y、z 軸線、目盛り、ラベル、軸のグリッドの色を決めます。既定の軸の色は黒です。色の設定方法の詳細は、「ColorSpec」を参照してください。

XDir, YDir, ZDir

{normal} | reverse

値の増加する方向。軸の値が増加する方向を制御するモード。Axes は、右手座標系を作ります。既定の設定は、

  • x 軸の値は、左から右へ増加します。この方向を逆にするには、このプロパティを reverse に設定してください。

    set(gca,'XDir','reverse')
  • y 軸の値は、2 次元の場合、下から上、3 次元の場合、前から後に増加します。この方向を逆にするには、このプロパティを reverse に設定してください。

    set(gca,'YDir','reverse')
  • z 軸の値は、2 次元の場合、画面からユーザーの視点方向、3 次元の場合、下から上に増加します。この方向を逆にするには、このプロパティを reverse に設定してください。

    set(gca,'ZDir','reverse')
XGrid, YGrid, ZGrid

on | {off}

軸のグリッド ラインを設定。これらのプロパティを on に設定すると、MATLAB は、各軸に垂直なグリッド ラインを描きます (x、y、z の値に沿ったライン)。grid コマンドを使用して、これらすべてのプロパティを on または off に一度に設定できます。

set(gca,'XGrid','on')
XLabel, YLabel, ZLabel

Text オブジェクトのハンドル

軸のラベル。x、y、z 軸それぞれのラベル付けに使う text オブジェクトのハンドル。これらのプロパティのどれかに値を割り当てるためには、ラベルとして使うテキスト文字列に対してハンドル番号を取得しなければなりません。以下のステートメントは、Text オブジェクトを定義し、XLabel プロパティにハンドル番号を割り当てます。

set(get(gca,'XLabel'),'String','axis label')

MATLAB は、軸ラベル x に文字列 'axis label' を適切に配置し、ユーザーが XLabelYLabel、または ZLabel プロパティとしてハンドルを設定した Text オブジェクトをそれぞれのラベルに対する適切な位置に移動します。

または、関数 xlabelylabelzlabel を使用しても、軸線に簡単にラベル付けできます。

ビットマップ フォント (たとえば、Courier は通常はビットマップ フォントです) を使用すると、ラベルが正しく回転しないことがあるので注意してください。この対応策として、軸ラベルに TrueType フォント (Courier New など) を使用します。システムにインストールされているフォントのタイプについては、使用しているシステムのドキュメンテーションを参照してください。

XLim, YLim, ZLim

[minimum maximum]

軸の範囲。各 Axes の最小または最大値を指定します。プロットするデータによりこれらの値が決まります。

これらのプロパティを変更することは、軸のラベルの位置や目盛りの位置と同様に x、y、z 次元のスケールに影響を与えます。これらのプロパティに対する既定値は、[0 1] です。

これらのプロパティについては、axisdatetickxlimylim、および zlim コマンドを参照してください。

XLimMode, YLimMode, ZLimMode

{auto} | manual

MATLAB、またはユーザーによる範囲の制御。軸の範囲を設定するモードは、プロットされるデータ (たとえば、Axes の子オブジェクトの XDataYDataZData) をベースに、MATLAB が軸の範囲を計算するかどうか、またはユーザーが XLimYLim、または ZLim プロパティを使用して明示的に値を設定するかどうかを決定します。後者の場合、各範囲の設定モードは manual に設定されます。

XMinorGrid, YMinorGrid, ZMinorGrid

on | {off}

マイナー グリッド ラインの設定。on に設定すると、MATLAB は、個々の軸のマイナー目盛りマークを配置したグリッド ラインを描画します。マイナー グリッドを表示するために、マイナー目盛りを有効にする必要はありません。

XMinorTick, YMinorTick, ZMinorTick

on | {off}

マイナー目盛りマークの設定。on に設定すると、MATLAB は、個々の軸のメジャー目盛りマークの間に目盛りを入れます。MATLAB は、メジャー目盛り間の空間をベースにマイナー目盛りの数を自動的に決定します。

XScale, YScale, ZScale

{linear} | log

軸のスケーリング。各軸に対して、線形スケーリングまたは対数スケーリングを選択します。関数 loglogsemilogxsemilogy を参照してください。

XTick, YTick, ZTick

目盛り位置のデータ値からなるベクトル

目盛り間隔。各軸に沿って目盛りの位置を決める x、y、z データ値のベクトル。目盛りを表示したくなければ、それぞれのプロパティを空ベクトル [ ] で設定してください。これらのベクトルは、単調増加でなければなりません。

XTickLabel, YTickLabel, ZTickLabel

文字列

目盛りラベル。各軸に沿って目盛りに対するラベルとして使う文字列の行列。これらのラベルは、MATLAB により生成される数値ラベルを置き換えます。すべての目盛りに対して、十分なテキスト ラベルを設定できなければ、MATLAB は設定されるラベルをすべてを使用してから設定したラベルを再度使用します。

たとえば、次のステートメント

set(gca,'XTickLabel',{'One';'Two';'Three';'Four'})

は、x 軸上に最初の 4 つの目盛りにラベルを付け、残りの目盛りに、ラベルを再利用します。

ラベルは、文字列からなるセル配列、パディングされた文字列行列、スラッシュ文字で分離された文字列ベクトル、数値ベクトル (各数値が num2str を使用して等価な文字列に暗示的に変換されます) として指定できます。以下に示すものは、すべて等価です。

set(gca,'XTickLabel',{'1';'10';'100'})
set(gca,'XTickLabel','1|10|100')
set(gca,'XTickLabel',[1;10;100])
set(gca,'XTickLabel',['1  ';'10 ';'100'])

目盛りラベルは、TeX 文字が並んだものとして解釈しません (ただし、TitleXLabelYLabel、および ZLabel プロパティでは可能)。

XTickMode, YTickMode, ZTickMode

{auto} | manual

MATLAB、またはユーザーによる目盛り間隔の設定方法。MATLAB で、データの取り得る範囲を元に各軸の目盛り間隔を計算する (auto モード) か、XTickYTickZTick プロパティに明示的に設定した値を使用する (manual モード) かを決めます。XTick プロパティ、YTick プロパティ、ZTick プロパティの値を設定すると、各モードは manual に設定されます。

XTickLabelMode, YTickLabelMode, ZTickLabelMode

{auto} | manual

MATLAB、またはユーザーによる目盛りの設定方法。プロットされたデータ範囲をカバーする目盛りラベルを使用する (auto モード) か、XTickLabelYTickLabelZTickLabel プロパティで設定した目盛りラベルを使用するかを設定します (manual モード)。XTickLabel プロパティ、YTickLabel プロパティ、ZTickLabel プロパティの値を設定すると、各モードは manual に設定されます。

参考

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