MSSCCI ソース管理の問題のトラブルシューティング
メモ
MSSCCI サポートは削除されました。該当する機能を以下のいずれかのオプションで置き換えてください。
ソース管理エラー: プロバイダーが存在しないか、適切にインストールされていない
MATLAB ソフトウェアがソース管理システムを認識しても MATLAB に対するソース管理機能を使用できない場合があります。[基本設定] ダイアログ ボックスで [MATLAB] 、 [一般] 、 [ソース管理] を選択すると MATLAB によってソース管理システムが一覧表示されますが、ソース管理のアクションは実行できません。[ソース管理システムの開始] 項目のみが使用可能で、その項目を選択すると MATLAB は次のエラーを表示します。
Source control provider is not present or not installed properly.
このエラーは、MATLAB がソース管理アプリケーションから要求するレジストリ キーがないために、しばしば発生します。以下のレジストリ キーがあることを確認してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\ InstalledSCCProviders
レジストリ キーは、同様な別のレジストリ キーを参照します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SourceSafe\SccServerPath
このレジストリ キーは、ファイル システムの DLL ファイルのパスを含みます。DLL ファイルがその位置に存在することを確認してください。レジストリ キーについて詳しくない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
この方法により問題が解決せず、Microsoft® Visual SourceSafe® を使用している場合は、ソース管理アプリケーションに対してクライアント セットアップの実行を試してみてください。SourceSafe がグループでの使用のためにサーバーにインストールされているとき、各マシン クライアントは、セットアップを実行できますが実行は要求されません。しかし MATLAB を含む、SourceSafe とインターフェイスをとるアプリケーションの中にはクライアント セットアップの実行を要求するものがあります。問題の解決策としてクライアント セットアップを実行してください。
問題が解決しない場合は MATLAB 外部のソース管理にアクセスしてください。
@ 文字の制約
Perforce® や Synergy™ のようなソース管理システムでは、@
文字が予約されています。たとえば、Perforce は revision 指定子として @ を予約しています。そのため、これらのソース管理システムでフォルダー名またはファイル名に @
文字を含む MATLAB ファイルおよびフォルダーを使用する場合は、問題が生じる場合があります。
この制約はエスケープ シーケンスのような、特定のソース管理システムでは使用可能なファイル名の非標準文字を引用符で囲むことによって解決することができます。解決方法はソース管理システムのドキュメンテーションまたはテクニカル サポート リソースを参照してください。
[ソース管理に追加] 以外のアクションが使用不可能
Simulink® または Stateflow® 製品のファイルに対してソース管理機能を使用するには、ファイルのソース管理プロジェクトは MATLAB に登録されていなければなりません。ファイルのソース管理プロジェクトが MATLAB に "登録されていない" 場合は、[基本設定] ダイアログ ボックスで [ソース管理に追加] 以外のすべての [MATLAB] 、 [一般] 、 [ソース管理] メニュー項目が使用不可になります。プロジェクトを MATLAB に登録する [ソース管理に追加] を選択するか、ソース管理プロジェクトの MATLAB ソフトウェアでの登録で説明されているように現在のフォルダー ブラウザーを使用してプロジェクトを登録できます。その後で、そのプロジェクト (フォルダー) 内のすべてのファイルに対してソース管理アクションを実行できます。
ソース管理の問題の解決法
MATLAB とソース管理システム間のインターフェイスに関する問題の最新の解決法は、MATLAB Answers の Web サイトに掲載されています。
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