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クラスに対するエディターおよびデバッガーの使用

エディターでのクラス コードの記述

MATLAB® コード エディターは、クラスを効率的に開発するための環境です。エディターに組み込まれているコード アナライザーは、コードに問題がないかどうかをチェックし、これらの問題を解決するための情報を提供します。エディターの使用および機能の詳細については、edit を参照してください。

クラス ファイルへの参照方法

スクリプトや関数と同じように、クラスをファイルに定義します。クラス ファイルにエディターまたはデバッガーを使用するには、完全クラス名を使用します。たとえば、クラス用のファイルである myclass.m が以下の位置にあるものとします。

+nspfld1/+nspfld2/@myclass/myclass.m

MATLAB エディターに myclass.m を開くために、ドットで区切られた名前空間名を使用して、ファイルを参照できます。

edit nspfld1.nspfld2.myclass

パスの記号も使用できます。

edit +nspfld1/+nspfld2/@myclass/myclass

myclass.m がクラス フォルダーにない場合は、次のように入力します。

edit +nspfld1/+nspfld2/myclass

名前空間フォルダー内の関数を参照するには、ドットまたはパスの区切り記号を使用します。

edit nspfld1.nspfld2.nspFunction
edit +nspfld1/+nspfld2/nspFunction

クラス フォルダー内にある独自のファイルに定義されたメソッドを参照するには、以下を使用します。

edit +nspfld1/+nspfld2/@myclass/myMethod

クラス ファイルのデバッグ方法

デバッグする場合、dbstop を使用すると、完全修飾のクラス ファイル名を指定してクラス コンストラクター内にブレークポイントを設定できます。クラス ファイルで定義されたメソッドにブレークポイントを設定するには、dbstop コマンドを使用してメソッドの行番号を指定します。たとえば、メソッドが classdef ファイル myclass.m の 14 行目から始まる場合、このコマンドを使用してメソッドの最初の実行可能行上にブレークポイントを設定します。

dbstop in myclass at 14

変更後にクラスをクリアする方法の詳細については、変更済みクラスの自動更新を参照してください。

参考

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