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ネイティブ メソッド ライブラリの特定

Java® クラスは、Java メソッドの java.lang.System.loadLibrary("LibFile") を使用して "ネイティブ メソッド" を動的に読み込むことができます。ライブラリ ファイル LibFile を読み込むには、そのファイルを含むフォルダーが Java ライブラリ パス上になければなりません。このパスは、JVM® ソフトウェアの起動時に定義されます。

ネイティブ メソッド ライブラリの検索パスは、基本設定フォルダー内に javalibrarypath.txt という名前の ASCII テキスト ファイルを作成して拡張できます。このファイルを編集する際は、以下のガイドラインに従ってください。

  • ファイルを作成します。

    cd(prefdir)
    edit javalibrarypath.txt
  • 新規フォルダーはそれぞれ単独の行に指定します。

  • DLL ファイルの名前ではなく、フォルダー名のみを指定します。System.loadLibrary の呼び出しにより、ファイル名が読み取られます。

  • クロスプラットフォーム環境では、マクロ $matlabroot$arch および $jre_home を使用してフォルダーの指定を簡略化します。

MATLAB® 起動フォルダーに javalibrarypath.txt ファイルを作成することもできます。起動フォルダーを特定するには、Windows® ではシステム プロンプトで、Linux® および macOS ではターミナルで、MATLAB を起動した直後に、コマンド ラインに「pwd」と入力します。起動フォルダーの javalibrarypath.txt ファイルに指定されているライブラリは、基本設定フォルダーのファイルに指定されているライブラリをオーバーライドします。

javalibrarypath.txt ファイルの使用を無効にするには、-nouserjavapath オプションを指定して MATLAB を起動します。

参考

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