ドキュメンテーション

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設定

MATLAB の設定

MATLAB® には "設定" と呼ばれる各種のオプションがあり、MATLAB をカスタマイズすることができます。設定にアクセスし、指定するには、以下の手順に従います。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。

  2. [設定] ダイアログ ボックスの左側のペインから、ツール、製品、またはツール名や製品名の前にある矢印をクリックしたときに表示される項目を選択します。

  3. [設定] ダイアログ ボックスの右側のペインにある設定を変更します。

  4. [適用] または [OK] をクリックします。

適用された設定は、直ちに有効になります。この設定は MATLAB のセッション間で変更されずに保存されます。

代替関数

関数 preferences を使って設定ダイアログ ボックスを開きます。

MATLAB が設定を保存する場所

MATLAB と他の MathWorks® 製品は、ファイル matlab.prf に設定を保存しています。このファイルは MATLAB の起動時に読み込まれます。このファイルを含むフォルダーは設定フォルダーと呼ばれます。設定フォルダーは他の関連ファイルも含みます。

設定フォルダーのパスとファイル名

matlab.prf および関連ファイルがあるフォルダーの絶対パスを参照するには、MATLAB コマンド ウィンドウで「prefdir」と入力します。

Apple Macintosh プラットフォームでは、このファイルが保存されているフォルダーが、たとえば myname/.matlab/R2009b のような隠しフォルダーの中にある場合があります。この場合、以下の手順で隠しフォルダーにアクセスします。

  1. Apple Mac OS Finder ツールで、[移動][フォルダーへ移動] を選択します。

  2. 表示されるダイアログ ボックスで、prefdir から返されたパスを入力して Enter キーを押します。

設定フォルダーの名前は、リリース名と一致します。たとえば、MATLAB R2010b の場合、設定フォルダーの名前は R2010b です。

設定変更の影響

MATLAB デスクトップを使用して設定を変更すると、matlab.prf が更新されます。MATLAB を閉じると、その変更が matlab.prf に保存されます。

設定フォルダーでのインストールとアンインストールの影響

MATLAB をインストールしても、設定フォルダーに影響はありません。つまり、MATLAB は MATLAB のインストール時でなく、起動時に設定フォルダーの作成、チェック、コピー、書き込みを行います。MATLAB をアンインストールする場合、アンインストーラーに設定フォルダーを削除するオプションがあります。ただし、このオプションは既定の設定では選択されていません。

複数のリリースがインストールされている場合に MATLAB で使用する設定

MATLAB が使用する設定フォルダー内のファイルは、起動している MATLAB のバージョンによって異なります。MATLAB が設定ファイルを MATLAB の別のバージョンに移行 (再利用) する方法や、その条件も、バージョンによります。

設定フォルダーとファイルを作成および移行するプロセス

MATLAB を起動すると、起動するリリースに一致する名前の設定フォルダーを検索し、以下のいずれかを実行します。

  • MATLAB が起動中のリリースに一致する設定フォルダー名を見つけた場合、このフォルダーとその中のファイルを使用する。これは通常、MATLAB を最初に起動した後の場合に行われます。

    設定フォルダーが存在しており、空である場合、MATLAB は起動中のリリースの既定の設定ファイルを再作成します。

  • MATLAB が起動中のリリースに一致する設定フォルダー名を見つけられなかった場合、対応するフォルダーを作成する。次に、MATLAB は、起動中の MATLAB リリースの直前の 3 つのリリースのいずれかに対する設定フォルダーが存在するか確認します。

    • 過去 3 つのリリースの設定フォルダーが存在しない場合、MATLAB は起動中のリリースの既定の設定ファイルを作成する。

      たとえば、R2016a を起動していて、R2015bR2015a または R2014b のいずれもインストールされていない場合、MATLAB は R2016a リリースの既定のファイルを作成します。これは R2014a 以前のリリースに対して設定フォルダーが存在する場合でも同様です。

    • 過去 3 つのリリースに対して設定フォルダーが 1 つ以上存在する場合、MATLAB は 1 つ前のリリースに対応する設定フォルダーからファイルを起動中のリリースの設定フォルダーに移行する。

      たとえば、R2016a を起動していて、設定フォルダーが R2015bR2014b の両方のリリースに対して存在する場合、MATLAB は R2015b の設定フォルダーのファイルを R2016a の設定フォルダーに移行します。

MATLAB が使用する設定ファイルの制御

この表は、MATLAB が使用する設定ファイルのバージョンの制御方法をまとめています。

使用対象手順

指定された MATLAB のリリースの既定設定ファイル

  • 指定されたリリースの直前の 3 つのリリースの設定フォルダーが "いずれも存在しない" 場合は、何もしない。

  • 過去 3 つのリリースに対する設定フォルダーが 1 つ以上存在する場合は、指定されたリリースの設定フォルダーが存在し、かつ空であることを、起動前に確認する。

起動しようとしている MATLAB のリリースより 3 つ前までのリリースから取得したすべての設定ファイル

過去のそのリリースの設定フォルダーがあることを確認する。起動しようとしている MATLAB のリリースのフォルダーを含め、移行元となるリリースより後の各リリースの設定フォルダー全体を削除する。

設定フォルダー内の特定のファイルのみのリリース固有の既定値

起動する MATLAB リリースの設定フォルダーから、そのファイルのみを削除する。

保存するファイルは history.m です。詳細は、「コマンド履歴」を参照してください。

一般設定

初期作業フォルダー、ファイルの削除、ツールボックス パス キャッシュについて設定を行うことができます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

設定使用方法

初期作業フォルダー

オプションを選択して、MATLAB が起動したときの現在のフォルダーを指定します。

[MATLAB 起動ルールに基づく場所] を選択すると、MATLAB の起動方法と userpath に基づいて MATLAB が初期作業フォルダーを判別します。これは既定のオプションです。詳細は、「MATLAB 起動フォルダー」を参照してください。

あるいは、前回の MATLAB セッションで最後に使用した作業フォルダーを選択するか、システム上のフォルダーの絶対パスを指定します。

startup.m ファイルを作成すると、そのファイル内のコマンドが設定オプションをオーバーライドできます。

ファイルの削除

関数 delete を使って削除するファイルに対して MATLAB が行うことを指定するオプションを選択します。

[完全に削除] を選択することで関数 delete が高速で動作します。

Linux® システム上で、[Move to a temporary folder] を選択すると、MATLAB は、関数 tempdir が返す、システムの一時フォルダー内の、名前に接頭辞 MATLAB_Files_ が付いたサブフォルダーにファイルを移動します。

ツールボックス パス キャッシュ

[ツールボックス パス キャッシュを有効にする] を選択して、起動のパフォーマンスを高速にするために MATLAB キャッシュ ツールボックス フォルダー情報をセッション間で共有するようにします。

[ツールボックス パス キャッシュ診断を行う] を選択して、MATLAB の起動時に起動時間についての情報を表示します。

[ツールボックス パス キャッシュの更新] をクリックして、matlabroot フォルダーの下のツールボックス フォルダーにファイルを追加します(MATLAB ファイルを作成するには、MATLAB で提供されていないツールを使用した後に使用します)。

詳細は、「MATLAB のツールボックス パス キャッシュ」を参照してください。

デスクトップの言語 (一部の英語以外のシステムのみ)

MATLAB デスクトップの表示言語を選択します。このオプションは、ダイアログ ボックス内のテキスト、ボタン名、メニュー項目、エラーおよび警告メッセージに影響します。

確認ダイアログ ボックスの設定

MATLAB が特定の確認ダイアログ ボックスを表示するかどうかを指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般][確認ダイアログ] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

この表では、主な MATLAB の確認用ダイアログ ボックスをまとめています。インストールしている他の製品のダイアログ ボックスも表示されている場合があります。

オプション

表示される確認ダイアログ ボックス

コマンド履歴の項目を削除する前に警告

コマンド履歴ウィンドウから入力を削除する場合。

詳細は、「コマンド履歴でのコマンドの使用」を参照してください。

コマンド ウィンドウをクリアする前に警告

[ホーム] タブの [コード] セクションで、[コマンドのクリア] をクリックします。関数 clc の使用時には表示されません。

MAT ファイル内の変数の上書き時の確認

ワークスペース ブラウザーから現在のフォルダー ブラウザーの MAT ファイルに、変数をドラッグして保存する場合。

ドラッグ アンド ドロップによるワークスペース変数の上書き時の確認

現在のフォルダー ブラウザーの詳細パネルからワークスペース ブラウザーまたはコマンド ウィンドウに変数をドラッグして読み込む場合。

存在しないファイルを編集する場合にプロンプトを表示

edit filename を入力し、filename が検索パス上の現在のフォルダーに存在しない場合。

ファイルの保存時にデバッグ モードの終了を促す

デバッグ モードで、変更したファイルを保存しようとした場合。

詳細は、「デバッグ セッションの終了」を参照してください。

アクティブにするときに保存の確認を表示

Figure およびプログラム ファイルに変更を加え、保存しないまま [実行] ボタンをクリックして UI をアクティブにした場合など。

詳細は、「GUIDE 設定」を参照してください。

エクスポートするときに保存の確認を表示

Figure およびプログラム ファイルに変更を加えても保存しないまま、[ファイル][エクスポート] を選択した場合。

詳細は、「GUIDE 設定」を参照してください。

既定のコールバックの実装を変更することを確認

GUIDE のコールバックのシグネチャを変更した場合。

詳細は、「GUIDE 設定」を参照してください。

MATLAB を終了する前に確認

MATLAB を終了した場合。

変数を削除するときに確認

メニュー項目を使ってワークスペースから変数を削除した場合。関数 clear を使用した場合は表示されません。

詳細は、「ワークスペース変数の保存、読み込み、削除」を参照してください。

ソース管理設定

以前にインストールして設定したソース管理システムのうち、MATLAB でどれを使用するかを選択できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般][ソース管理] を選択します。次に、リストからオプションを選択します。

詳細は、「ソース管理システムの選択または無効化」を参照してください。

キーボード ショートカットの設定

MathWorks ソフトウェアを使って実行するアクションには、キーボード ショートカットを設定できます。それには、事前に定義されたキーボード ショートカットのセットを指定またはインポートする、アクションごとに個別のショートカットを設定する、または、両方のアプローチの組み合わせを使用することができます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][キーボード][ショートカット] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

詳しい手順は、キーボード ショートカットのカスタマイズを参照してください。

設定使用方法
アクティブ設定

事前に定義されたキーボード ショートカットのセットを選択またはインポートします。

詳細は「キーボード ショートカットのセットの選択」「他のシステムで作成されたキーボード ショートカットの設定ファイルの使用」を参照してください。

以下のオプションのいずれかをクリックします。
  • [名前をつけて保存]—アクティブな設定をファイルに保存します。

  • [クリップボードにコピー] — たとえば、Microsoft® Excel® などにインポートできます。

    詳細については、「キーボード ショートカットの表示」を参照してください。

  • アクティブな設定を別のセットと [比較] で比較します。

    詳細については、キーボード ショートカット セットの比較を参照してください。

  • 既定のキーボード ショートカット セットに対して [修正を元に戻す] で修正を元に戻します。

  • 以前に保存または追加したキーボード ショートカットのセットを [削除] で削除します。

    詳細は、キーボード ショートカット セットの削除を参照してください。

[アクション名またはショートカットで検索]

表示されたアクションのリストを検索します。

[<アクション名> のショートカット]

選択したアクションに割り当てられたキーボード ショートカットを表示します。

選択したアクションにキーボード ショートカットを追加または削除します。

詳細については、キーボード ショートカットの作成、変更、および削除の例を参照してください。

競合しているショートカット

2 つ以上の異なるアクションのショートカットが同じだと、競合が表示されます。

詳細は、キーボード ショートカットの競合の評価と解決を参照してください。

[競合しているショートカット] リストの選択項目からキーボード ショートカットを削除します。

詳細は、キーボード ショートカットの競合の評価と解決を参照してください。

色設定

デスクトップ ツール用のテキストと背景色と共に、MATLAB コードの構文要素を強調表示する色を指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][色] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法
デスクトップ ツールの色

[システムの色を利用] チェック ボックスをオンにすることで、他のアプリケーションでプラットフォームが使用するのと同じテキストと背景色をデスクトップ ツールが使用するように指定します。

[システムの色を利用] チェック ボックスをオフにして、ドロップダウン メニューから [テキスト][背景] の色を選択することで、色をカスタマイズします。

色は、ヘルプ表示ペインおよび Web ブラウザーには適用されません。

詳細は、デスクトップ ツールでのテキストと背景色の変更を参照してください。

[MATLAB 構文の強調色]

エディター、コマンド ウィンドウ、コマンド履歴ウィンドウ、および MATLAB ショートカット コールバック領域で、MATLAB 構文の要素を即座に識別できる色を設定します。

詳細は、構文の強調色の変更を参照してください。

[MATLAB コマンド ウィンドウの色]

コマンド ウィンドウで、エラー、警告、ハイパーリンクを即座に識別できる色を設定します。

色プログラミング ツール設定

コード解析色、変数と関数の色、セル表示オプションなど、編集とデバッグのコードに使用するオプションを指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][色][プログラミング ツール] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法
コード アナライザーの色
  • [警告]—警告メッセージが存在するエディターで、コード アナライザーがコードを識別するために使用する色を指定します。

  • [自動的に強調]—自動修正が存在するエディターで、コード アナライザーがコードを識別するために使用する色を指定します。

詳細は、「エディターでのコードの自動チェック - コード アナライザー」を参照してください。

変数および関数の色
セクションの表示オプション

[セクションの強調表示]—コード セクションに影を付けるためにエディターが使用する色を指定します。

[セクション間に行を表示]—コード セクション分割がエディターの各セクション間にグレーの行で表示されることを指定します。この線は、パブリッシュしたファイルや印刷したファイルには表示されません。

「コード セクションの実行」も参照してください。

比較の色設定

比較ツールで使用する差異の色設定を変更および保存できます。色設定はすべての比較タイプに適用できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][比較] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法

色を設定すると、比較レポートで差異、変更点、マージをすばやく特定することができます。ドロップダウン メニューから色を選択します。[サンプル] ペインで色を表示します。変更した設定を比較で使用するには [適用] をクリックします。新しい色を使用するには、開いている比較レポートを更新します。

アクティブな設定

変更した色設定を以降の MATLAB セッション用に保存するには [名前を付けて保存] をクリックします。色設定プロファイルの名前を入力して [OK] をクリックします。

保存した設定は [アクティブな設定] リストで選択できます。

詳細については、「色設定の変更」を参照してください。

ツール バー設定

MATLAB アプリケーションのいくつかのツール バーをカスタマイズできます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][ツール バー] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

これらの設定のステップごとの説明は、「よく使用する機能へのアクセス」を参照してください。

設定使用方法
ツール バー

カスタマイズするツール バーを選択します。

レイアウト

[レイアウト] 内でコントロールを新しい位置にドラッグしたり、ドロップすることで、ツール バーのコントロールを再配置します。

コントロール

選択したツール バーにどのボタンを表示するかを選択します。

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