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多項式積分の解析解

この例では、関数 polyint を使用して多項式を解析的に積分する方法を示します。この関数を使用して、多項式の不定積分を求めます。

問題の定義

実数値の不定積分を考えます。

(4x5-2x3+x+4)dx

被積分関数は多項式であり、解析解は次のようになります。

23x6-12x4+12x2+4x+k

ここで、k は積分定数です。積分区間が指定されていないので、integral 関数群はこの問題を解くのに適しません。

ベクトルによる多項式の記述

成分が x の降べきの順の係数を表すベクトルを作成します。

p = [4 0 -2 0 1 4];

多項式の解析的な積分

関数 polyint を使用して多項式を解析的に積分します。積分定数を 2 番目の入力引数で指定します。

k = 2;
I = polyint(p,k)
I = 1×7

    0.6667         0   -0.5000         0    0.5000    4.0000    2.0000

出力は x の降べきの順の係数を成分とするベクトルです。この結果は前述の解析解と一致しますが、積分定数 k = 2 が含まれています。

参考

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