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一時ファイルの作成

関数 tempdir を使用すると、システム上で一時ファイルを格納するように指定されているフォルダーの名前が返されます。たとえば、Open Group UNIX® システムで tempdir を実行すると /tmp フォルダーが返されます。

関数 tempname を使用すると、一時フォルダー内にあるファイル名が返されます。返されたファイル名は、一時データの格納先として適しています。たとえば、何らかのデータを一時ファイルに保存する必要がある場合は、まず次のコマンドを実行します。

fileID = fopen(tempname,'w');

多くの場合、tempname は UUID (汎用一意識別子) を生成します。ただし、JVM™ を使用せずに MATLAB® を実行する場合、tempname は CPU カウンターと時刻を使用してランダムな名前を生成するため、この名前は必ずしも一意にはなりません。

システムによっては、再起動のたびに一時ファイルが削除されます。他のシステムでは、一時ファイルとして指定することは、そのファイルがバックアップされないことのみを意味します。