ラインのアニメーション
この例では、伸びていく 2 本のラインのアニメーションを作成する方法を示します。関数 animatedline
により、ラインのアニメーションを最適化できます。この関数は、既存の点を再定義せずにラインに新しい点を追加することができるようにします。
ラインの作成と点の追加
異なる色をもつ、アニメーション化された 2 本のラインを作成します。次に、ループ内でラインに点を追加します。ループごとに軸の範囲が再計算されないよう、ループが開始する前にその範囲を設定します。新しい点を追加した後に、drawnow
または drawnow limitrate
コマンドを使用して画面に更新結果を表示します。
a1 = animatedline('Color',[0 .7 .7]); a2 = animatedline('Color',[0 .5 .5]); axis([0 20 -1 1]) x = linspace(0,20,10000); for k = 1:length(x) % first line xk = x(k); ysin = sin(xk); addpoints(a1,xk,ysin); % second line ycos = cos(xk); addpoints(a2,xk,ycos); % update screen drawnow limitrate end
アニメーションには、2 本のラインが表示され、データが蓄積されるたびに伸びていきます。
ラインのクエリ点
アニメーション化された最初のラインの点をクエリします。
[x,y] = getpoints(a1);
x
と y
は、正弦波の点を定義する値を含むベクトルです。
参考
animatedline
| addpoints
| getpoints
| clearpoints
| drawnow