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グラフィックス イメージの表示

イメージ タイプと表示方法

グラフィックス ファイル イメージを表示するには、image または imagesc を使います。たとえば、イメージ ngc6543a.jpg を変数 RGB に読み取り、関数 image を使用してこのイメージを表示します。次に、axis コマンドを使用して、座標軸の縦横比を真の比率に変更します。

RGB = imread('ngc6543a.jpg');
image(RGB);
axis image;

Image in axes with true aspect ratio

次の表は、3 種類のイメージ タイプに対する表示方法をまとめたものです。

イメージ タイプ

表示コマンド

カラーマップ カラーの使用

インデックス付き

image(X); colormap(map)

Yes

強度

imagesc(I,[0 1]); colormap(gray)

Yes

RGB (トゥルーカラー)

image(RGB)

No

縦横比と表示サイズのコントロール

関数 image は、既定サイズの Figure と座標軸でイメージを表示します。イメージは、表示領域に合わせて引き伸ばされたり、縮小されたりします。表示の縦横比をイメージ データ行列の縦横比に一致させたい場合があります。このための最も簡単な方法は、axis image コマンドを使う方法です。

たとえば、次のコマンドは既定の Figure と座標軸の位置を使ってイメージ earth を表示します。

load earth
image(X) 
colormap(map)

Square image in default axes is stretched horizontally and appears rectangular

地球が引き伸ばされているのは、イメージ表示を座標軸の位置に合うように引き伸ばしているためです。axis image コマンドを使って、縦横比を 1:1 にします。

axis image

Square image in axes with one-to-one aspect ratio appears square

axis image コマンドは、axes オブジェクトの DataAspectRatio プロパティを [1 1 1] に設定することによって機能します。axes オブジェクトの外観を制御する方法の詳細については、axis および axes コマンドを参照してください。

データ行列の各要素が 1 つのスクリーン ピクセルに対応するように、イメージを表示したい場合があります。行列の要素からスクリーン ピクセルへ 1 対 1 でマッピングしてイメージを表示するには、imshow を使用します。たとえば、次のコマンドは 1 つのデータ要素が 1 つのスクリーン ピクセルに対応するように地球のイメージを表示します。

imshow(X,map)

Image in which matrix elements and pixels have a one-to-one mapping