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mxIsClass (C)

mxArray が指定のクラスのオブジェクトであるかどうかを判別

C 構文

#include "matrix.h"
bool mxIsClass(const mxArray *pm, const char *classname);

戻り値

pm がカテゴリ classname をもつ配列を指している場合は logical 1 (true)、それ以外の場合は logical 0 (false)。

説明

それぞれの mxArray は、特定の型としてタグ付けされています。mxIsClass は、mxArray が指定の型である場合に logical 1 (true) を返します。それ以外の場合、この関数は logical 0 (false) を返します。

MATLAB® はクラスが基底クラスから派生しているかどうかをチェックしません。

C の場合:

mxIsClass(pm, "double");

上記は、次の形式のいずれかを呼び出すことと同等です。

mxIsDouble(pm);
strcmp(mxGetClassName(pm), "double")==0;

mxIsDouble 形式を使用する方がより効率的です。

入力引数

すべて展開する

mxArray 配列へのポインター。const mxArray* として指定します。

テストする配列カテゴリ。const char* として指定します。以下の事前定義された定数のいずれかを使用します。classname を整数識別子として指定しないでください。

classname の値

対応するクラス

cell

mxCELL_CLASS

char

mxCHAR_CLASS

double

mxDOUBLE_CLASS

function_handle

mxFUNCTION_CLASS

int8

mxINT8_CLASS

int16

mxINT16_CLASS

int32

mxINT32_CLASS

int64

mxINT64_CLASS

logical

mxLOGICAL_CLASS

single

mxSINGLE_CLASS

struct

mxSTRUCT_CLASS

uint8

mxUINT8_CLASS

uint16

mxUINT16_CLASS

uint32

mxUINT32_CLASS

uint64

mxUINT64_CLASS

<class_name>。これは特定の MATLAB カスタム オブジェクトの名前を表します。独自のクラス名のいずれかを指定することもできます。

<class_id>

unknown

mxUNKNOWN_CLASS

matlabroot/extern/examples/mx の次の例を参照してください。

バージョン履歴

R2006a より前に導入