MATLAB のアンインストール
MATLAB® をアンインストールするには、ご使用のコンピューターのオペレーティング システムの手順に従います。
Windows
インストールされている Windows® アプリのリストから、対話型のアンインストーラーを開きます。
Windows 10 — Windows のスタート メニューから、[アプリと機能] を検索して、インストールされたアプリのリストを開きます。アンインストールする MATLAB リリースを見つけて、[アンインストール] をクリックします。
Windows 11 — Windows のスタート メニューから、[インストールされているアプリ] を検索して、インストールされたアプリのリストを開きます。アンインストールする MATLAB リリースを見つけて、省略記号メニューから [アンインストール] をクリックします。
その後、指示に従って MATLAB をアンインストールします。MATLAB のアンインストール中に問題が発生した場合は、Windows アンインストールのトラブルシューティングをご覧ください。
Windows コマンド ラインからの MATLAB のアンインストール
R2024a 以降:アンインストーラー UI を開かずに、MATLAB をサイレントでアンインストールするには、mode
オプションを silent
に設定してコマンド ラインからアンインストーラーを実行します。ここで、
は MATLAB インストール フォルダーです。matlabroot
matlabroot
\bin\win64\MathWorksProductUninstaller.exe --mode silent
"C:\Program Files\MATLAB\R2024a\bin\win64\MathWorksProductUninstaller.exe" --mode silent
R2024a より前
アンインストーラー プロパティ ファイル
uninstaller_input.txt
のコピーを作成します。これはアンインストールの構成に使用されます。このファイルは、MATLAB インストール フォルダー
のmatlabroot
uninstall
フォルダーにあります。以下に例を示します。copy matlabroot\uninstall\uninstaller_input.txt C:\temp\my_uninstall.txt
テキスト エディターで、コピーしたファイルを開き、ファイル内の手順に従ってアンインストールを構成します。以下に例を示します。
これらのオプションでは、すべてのツールボックスを含め、MATLAB がサイレント モードでアンインストールされ、指定したログ ファイルに出力ステータスまたはエラー メッセージが返されます。
mode=silent outputFile=C:\logs\matlab_uninstall.log
これらのオプションでは、MATLAB の特定のツールボックスのみがアンインストールされます。
mode=silent outputFile=C:\logs\matlab_uninstall.log product.Aerospace_Toolbox product.Antenna_Toolbox
完了したらファイルを保存します。
-inputFile
オプションを使用してプロパティ ファイルをコマンド ライン引数として指定し、アンインストーラーの実行可能ファイルを実行します。以下に例を示します。matlabroot\uninstall\bin\win64\uninstall.exe -inputFile C:\temp\my_uninstall.txt
Windows アンインストールのトラブルシューティング
ご使用の MATLAB リリースが、インストールされている Windows アプリのリストにない場合、またはアンインストール プロセスが失敗した場合は、MATLAB インストール フォルダーにあるアンインストーラーを実行してみてください。以下に、既定のアンインストーラーの場所をリリース別に示します。
R2024a より前 —
C:\Program Files\MATLAB\
R20XXy
\uninstall\bin\win64\uninstall.exeR2024a 以降 —
C:\Program Files\MATLAB\
R20XXy
\bin\win64\MathWorksProductUninstaller.exe
は MATLAB リリース バージョンです。R20XXy
アンインストール プロセスがまだ失敗する場合は、MATLAB がインストールされているフォルダーを手動で削除します。
Linux
Linux® コマンド ラインから、次のコマンドを実行します。ここで、
は MATLAB インストール フォルダーです。matlabroot
rm -rf matlabroot
たとえば、次のコマンドによって、既定のインストール場所から MATLAB R2024a がアンインストールされます。
rm -rf /usr/local/MATLAB/R2024a
アンインストールされた MATLAB リリースのライセンスがこのコンピューターで使用されなくなった場合、つまりこのコンピューター上の他の MathWorks® 製品がこのライセンスを使用していない場合、このコンピューターでのライセンスのアクティベーションを停止することを検討してください。詳細については、MATLAB ライセンスのアクティベーションの停止を参照してください。
macOS
[開始] メニューから、[アプリケーション] フォルダーを開きます。次に、MATLAB インストール (例: MATLAB_R2024a.app
) をゴミ箱にドラッグし、[ゴミ箱を空にする] を選択します。
アンインストールされた MATLAB リリースのライセンスがこのコンピューターで使用されなくなった場合、つまりこのコンピューター上の他の MathWorks 製品がこのライセンスを使用していない場合、このコンピューターでのライセンスのアクティベーションを停止することを検討してください。詳細については、MATLAB ライセンスのアクティベーションの停止を参照してください。
ツールボックスとサポート パッケージのアンインストール
コンピューターから MATLAB リリースをアンインストールすると、そのリリースのすべてのツールボックスもアンインストールされます。MATLAB 内の個々のツールボックスをアンインストールするには、アドオン マネージャーを使用します。アドオンの取得と管理を参照してください。コマンド ラインから個々のツールボックスをアンインストールすることは、R2023b 以前の Windows 版でのみサポートされています。Windows コマンド ラインからの MATLAB のアンインストールを参照してください。
アドオン マネージャーを使用してサポート パッケージをアンインストールすることもできます。MATLAB をアンインストールしても、サポート パッケージが含まれるフォルダーは削除されませんが、手動でそのフォルダーを削除することができます。このフォルダーには、インストールされたオフライン ドキュメンテーションや、File Exchange でダウンロードされたオプション機能が含まれる場合があります。このフォルダーは、各オペレーティング システムで、次の既定の場所にあります。
Windows —
C:\ProgramData\MATLAB\SupportPackages\
R20XXy
Linux —
/home/$USER/Documents/MATLAB/SupportPackages/
R20XXy
macOS —
/Users/$USER/Documents/MATLAB/SupportPackages/
R20XXy