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相互相関を使用したコントロール ポイントの位置の改善
cpselect
を使用して、選択したコントロール ポイントを微調整できます。相互相関を使用すると、コントロール ポイント選択ツールを活用することにより、自身の目で選択した点を改良できます。
相互相関を使用するには、移動イメージと固定イメージ自体に加え、これらのイメージのコントロール ポイントのペアを関数 cpcorr
に渡します。
moving_pts_adj = cpcorr(movingPoints,fixedPoints,moving,fixed);
関数 cpcorr
は、移動イメージの各コントロール ポイントと固定イメージの一致させるコントロール ポイントの周囲に 11 行 11 列のピクセル領域を定義します。また、この関数は領域内の各ピクセル値の間の相関を計算します。次に、関数 cpcorr
は、最も高い相関値をもつ位置を検出してコントロール ポイントの最適位置として使用します。この関数は、相互相関の結果に基づいて、コントロール ポイントを 4 ピクセルまで移動できます。
メモ
2 つのイメージの中の特徴は、同じスケールで、同じ方向を向いていなければなりません。また、これらは相対回転できません。
cpcorr
で一部のコントロール ポイントを相関できない場合、movingPoints
に返される値は未変更になります。
参考
cpselect
| cpcorr
| cpstruct2pairs