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whitepoint

標準光源の XYZ の色の値

説明

xyz = whitepoint は Y = 1 となるようにスケーリングされた既定の ICC 白色基準光源に対応する XYZ 値を返します。

xyz = whitepoint(illuminant) は、Y = 1 となるようにスケーリングされた白色基準光源 illuminant に対応する XYZ 値を返します。

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既定の白色基準光源 "icc" の XYZ 色空間表現を返します。

wp_icc = whitepoint
wp_icc =

    0.9642    1.0000    0.8249

Y 値に対応する 2 番目の要素は 1 であることに注意してください。

"d65" 白色基準光源の XYZ 色空間表現を返します。

wp_d65 = whitepoint("d65")
wp_d65 =

    0.9504    1.0000    1.0888

入力引数

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白色基準光源。以下のいずれかの値として指定します。

白色点
"a"

CIE 標準光源 A [1.0985, 1.0000, 0.3558]。相関色温度 2856 K で典型的な家庭用のタングステン製フィラメントの照明をシミュレートしたものです。

"c"CIE 標準光源 C [0.9807, 1.0000, 1.1822]。相関色温度 6774 K で平均天空または北空の昼光をシミュレートしたものです。CIE では推奨されていません。
"e"等エネルギー放射体、[1.000, 1.000, 1.000]。理論的参照値として有用。
"d50"CIE 標準光源 D50 [0.9642, 1.0000, 0.8251]。相関色温度 5003 K で日の出または日没時の暖か味のある昼光をシミュレートしたものです。"地平光" とも呼ばれます。

"d55"

CIE 標準光源 D55 [0.9568, 1.0000, 0.9214]。相関色温度 5500 K で午前または午後の中ごろの昼光をシミュレートしたものです。

"d65"CIE 標準光源 D65 [0.9504, 1.0000, 1.0888]。相関色温度 6504 K で正午の昼光をシミュレートしたものです。
"icc"ICC プロファイルで使用される PCS (プロファイル接続空間) の輝度。小数ビットが 16 ビットの 32 ビット符号付き固定小数点数による [0.9642, 1.000, 0.8249] の近似。実際の値: [31595,32768, 27030]/32768

データ型: char | string

出力引数

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光源に対応する XYZ 値。3 要素の数値の行ベクトルとして返されます。値は、Y = 1 になるようにスケーリングされます。

データ型: double

バージョン履歴

R2006a より前に導入