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イメージ ブラウザー

サムネイルを使用したイメージの参照

説明

イメージ ブラウザー アプリでは、フォルダーやイメージ データストアにあるイメージのコレクションをサムネイル表示できます。イメージを選択してイメージ サイズやデータ型などの情報を表示したり、複数ある Image Processing Toolbox™ アプリの 1 つでイメージを開いたりすることができます。アプリに表示されているイメージを MATLAB® ワークスペースに ImageDatastore オブジェクトとして保存できます。

Image Browser app

イメージ ブラウザー アプリを開く

  • MATLAB ツールストリップ: [アプリ] タブで [イメージ処理とコンピューター ビジョン] の下にある [イメージ ブラウザー] アプリ アイコンをクリックします。

  • MATLAB コマンド プロンプト: imageBrowser と入力します。

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関数 imageBrowser を使用してアプリを開きます。表示するイメージが含まれているフォルダーの名前を指定します。フォルダーの名前を指定すると、"イメージ ブラウザー" に、そのフォルダーにあるイメージのサムネイルのみが表示されます。サブフォルダー内のイメージはアプリに表示されません。たとえば、imdata フォルダーにあるイメージのサムネイルを表示するには、次のコマンドを使用します。

imageBrowser(fullfile(matlabroot,'toolbox/images/imdata/'))

imageBrowser.png

フォルダーとすべてのサブフォルダーに含まれるイメージのサムネイルを表示する場合は、アプリのツールストリップで [追加] ボタンをクリックしてイメージをアプリに読み込む必要があります。

まず、[新規] をクリックして、アプリから現在のイメージ コレクションをクリアします。次に、アプリのツールストリップで [追加]、[サブフォルダーを含むフォルダー] をクリックします。[フォルダーの選択] ダイアログ ボックスで、最上位フォルダーを選択します。最上位フォルダーにあるイメージのサムネイルの後に、サブフォルダーにあるイメージのサムネイルがアプリに表示されます。

imageBrowser_with_subfolders.png

imdata フォルダーの JPEG イメージで構成されるイメージ データストアを作成します。

imDir = fullfile(matlabroot,'toolbox/images/imdata');
imds = imageDatastore(imDir,FileExtensions=[".jpg",".jpeg"]);

関数 imageBrowser を使用してアプリを開き、データストアの名前を指定します。

imageBrowser(imds)

ImageBrowser_Datastore.png

関連する例

プログラムでの使用

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imageBrowserイメージ ブラウザー アプリを開きます。

imageBrowser(folder)イメージ ブラウザー アプリを開き、フォルダー folder にあるすべてのイメージを読み込みます。サブフォルダー内のイメージはアプリに表示されません。

imageBrowser(imds)イメージ ブラウザー アプリを開き、イメージ データストア imds にあるすべてのイメージを読み込みます。

バージョン履歴

R2016b で導入

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