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cpstruct2pairs

構造体 cpstruct からの有効なコントロール ポイントのペアの抽出

説明

[movingPoints,fixedPoints] = cpstruct2pairs(cpstruct_in) は、構造体 cpstruct_in から有効なコントロール ポイントのペアを抽出し、2 つの配列 movingPointsfixedPoints を返します。

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航空写真と正射イメージをワークスペースに読み取ります。

aerial = imread('westconcordaerial.png');
ortho = imread('westconcordorthophoto.png');

これらのイメージについてあらかじめ選択した複数のコントロール ポイントを読み込みます。

load westconcordpoints
whos
  Name                Size                Bytes  Class     Attributes

  aerial            394x369x3            436158  uint8               
  fixedPoints         4x2                    64  double              
  movingPoints        4x2                    64  double              
  ortho             366x364              133224  uint8          

事前定義されたコントロール ポイントと共に 2 つのイメージを指定して、コントロール ポイント選択ツールを開きます。

cpselect(aerial,ortho,movingPoints,fixedPoints);

cpstruct 構造体を作成します。コントロール ポイント選択ツールで、ファイルメニューの [ワークスペースにポイントをエクスポート] を選択し、点をワークスペースに保存します。[ワークスペースにポイントをエクスポート] ダイアログ ボックスで [すべてのポイントを持つ構造体] チェック ボックスをオンにし、[有効な組の移動点] チェック ボックスと [有効な組の固定点] チェック ボックスをオフにします。[OK] をクリックします。コントロール ポイント選択ツールを閉じます。

cpstruct2pairs を使用して移動点と固定点を cpstruct から抽出します。

[mPoints,fPoints] = cpstruct2pairs(cpstruct);

格納された一連の点と抽出した一連の点を比較します。

fixedPoints, fpoints
fixedPoints =

  164.5639  113.2890
  353.5325  130.0798
  143.4046  284.8935
  353.5325  311.9810


fpoints =

  164.5639  113.2890
  353.5325  130.0798
  143.4046  284.8935
  353.5325  311.9810       

2 組の点は同一です。つまり、格納された一連の点に含まれるすべての点が有効なコントロール ポイントの各組に属することを示します。

入力引数

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あらかじめ選択したコントロール ポイント。構造体 (cpstruct) として指定します。cpstruct_in には、移動イメージと固定イメージのすべてのコントロール ポイント (組になっていないコントロール ポイントや予測したコントロール ポイントを含む) の x 座標と y 座標に関する情報が含まれています。cpstruct2pairs は、不一致のコントロール ポイントや予測したコントロール ポイントを除去し、有効なコントロール ポイントのペアを返します。

[ワークスペースにポイントをエクスポート] オプションを選択した場合、cpstruct_in はコントロール ポイント選択ツール (cpselect) で生成される構造体です。詳細については、コントロール ポイントのワークスペースへのエクスポートを参照してください。

データ型: struct

出力引数

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位置合わせする移動イメージからのコントロール ポイントのペア。m 行 2 列の数値配列として返されます。2 つの列は、それぞれイメージの固有座標系におけるコントロール ポイントの x 座標と y 座標を表します。

データ型: double

参照イメージからのコントロール ポイントのペア。m 行 2 列の数値配列として返されます。2 つの列は、それぞれイメージの固有座標系におけるコントロール ポイントの x 座標と y 座標を表します。

データ型: double

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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