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bwselect3

バイナリ ボリュームのオブジェクトを選択

説明

J = bwselect3(V,c,r,p) は、ボクセル (r,c,p) に重なるオブジェクトを含むバイナリ ボリューム J を返します。オブジェクトは、1 の値を持つボクセルの連結集合です。

J = bwselect3(V,c,r,p,n) は、オブジェクトの定義に使用する連結性 n も指定します。

[J,idx] = bwselect3(___) は、選択したオブジェクトに属するボクセルの線形インデックスを idx に返します。

[x,y,z,J,idx,xi,yi,zi] = bwselect3(___) は、バイナリ ボリュームの x、y、および z の範囲と、選択されたボクセルの (xi,yi,zi) 座標も返します。既定では、bwselect3 は固有座標系を使用し、xy および z がボリュームの XDataYData および ZData となるようにします。

[___] = bwselect3(x,y,z,V,xi,yi,zi) は、ベクトル xy、および z から、既定ではないワールド座標を V に設定します。引数 xiyi、および zi は、ワールド座標系でのボクセル座標を指定します。

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ボリュームを読み込んで名前を V に変更します。

load mristack;
V = mristack;

ボリューム内の一連の点を定義します。

C = [126 87 11];
R = [34 120 20];
P = [20 2 12];

指定した点と交差するオブジェクトを含むボリュームを返します。

J = bwselect3(V,C,R,P);

入力引数

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バイナリ ボリューム。3 次元数値配列または 3 次元 logical 配列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

対象オブジェクトのボクセルの行インデックス。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。ベクトルとして指定する場合、rc および p と同じ長さでなければなりません。出力バイナリ ボリューム J には、ボクセル (r(k), c(k), p(k)) のいずれかと重なるオブジェクトの集合を含みます。ここで、k はベクトルのインデックスです。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

対象オブジェクトのボクセルの列インデックス。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。ベクトルとして指定する場合、cr および p と同じ長さでなければなりません。出力バイナリ ボリューム J には、ボクセル (r(k), c(k), p(k)) のいずれかと重なるオブジェクトの集合を含みます。ここで、k はベクトルのインデックスです。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

対象オブジェクトのボクセルの平面インデックス。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。ベクトルとして指定する場合、pr および c と同じ長さでなければなりません。出力バイナリ ボリューム J には、ボクセル (r(k), c(k), p(k)) のいずれかと重なるオブジェクトの集合を含みます。ここで、k はベクトルのインデックスです。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

連結性。次のいずれかの値を指定します。

連結性

連結性
66 連結オブジェクト (面 - 面)
1818 連結オブジェクト (面 - 面、辺 - 辺)
2626 連結オブジェクト (面 - 面、辺 - 辺、および頂点 - 頂点)

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド x 軸座標。数値スカラーまたは y および z と同じ長さの数値ベクトルとして指定します。x、y、および z を使用して、既定ではない空間座標系を設定します。座標系を指定しない場合、既定では bwselect3x が [1, size(J,2)] となる固有座標系を使用します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド y 軸座標。数値スカラーまたは x および z と同じ長さの数値ベクトルとして指定します。x、y、および z を使用して、既定ではない空間座標系を設定します。座標系を指定しない場合、既定では bwselect3y が [1, size(J,1)] となる固有座標系を使用します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド z 軸座標。数値スカラーまたは x および y と同じ長さの数値ベクトルとして指定します。x、y、および z を使用して、既定ではない空間座標系を設定します。座標系を指定しない場合、既定では bwselect3z が [1, size(J,3)] となる固有座標系を使用します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド座標系におけるボクセルの x 座標。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド座標系におけるボクセルの y 座標。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ワールド座標系におけるボクセルの z 座標。数値スカラーまたは数値ベクトルとして指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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指定したボクセルに重なるオブジェクトを含むバイナリ ボリューム。3 次元 logical 配列として返されます。J は、rc および p、または xiyi およびzi で指定されたボクセルのいずれかと重なっている一連のオブジェクトを含みます。

選択したオブジェクトに属するボクセルの線形インデックス。数値ベクトルとして返されます。

バージョン履歴

R2017b で導入