ピクセル値
イメージ内のピクセルの値を調べてその値を変数に入れて返すには、関数 impixel
を使用します。ピクセルを指定するには、その座標を入力引数として渡すか、マウスを使用して対話形式でピクセルを選択します。impixel
は指定されたピクセルの値を返します。
メモ
ピクセル値の情報はイメージ ビューアー アプリを使用して対話形式で取得することもできます。詳細については、イメージ ビューアー アプリでのピクセル情報の取得を参照してください。
イメージ内の各ピクセル値の決定
この例では、関数 impixel
を対話的に使用してピクセル値を取得する方法を説明します。
イメージを表示します。
imshow("canoe.tif")
impixel
を呼び出します。入力引数なしで呼び出されると、関数 impixel
はそれ自身を現在の座標軸でイメージに関連付けます。
pixel_values = impixel
イメージ内の調べる点をマウスでクリックして選択します。impixel
は、選択された各点に星を入れます。
点の選択が終わったら、Return キーを押します。impixel
は "n" 行 3 列の配列でピクセル値を返します。"n" は選択された点の数です。impixel
は選択された点を示すために使用された星を削除します。
pixel_values = 0.1294 0.1294 0.1294 0.5176 0 0 0.7765 0.6118 0.4196