コントロール ポイントのワークスペースへのエクスポート
コントロール ポイントを指定してからは、ワークスペースにこれらを保存して、イメージ レジストレーションの次の手順となる fitgeotform2d
による処理で利用できるようにしなければなりません。
コントロール ポイントをワークスペースに保存するには、コントロール ポイント選択ツールのメニュー バーで [ファイル] を選択し、次に [ワークスペースにポイントをエクスポート] オプションを選択します。コントロール ポイント選択ツールに次のダイアログ ボックスが表示されます。
既定の設定では、コントロール ポイント選択ツールは有効なコントロール ポイントの座標を保存します。これは、コントロール ポイント選択ツールが、配列 movingPoints
や配列 fixedPoints
に一致していないポイントと予測したポイントを含んでいないためです。配列は、n 行 2 列になります。ここで、n は、選択された正しいコントロール ポイント ペアの数です。2 つの列は、それぞれイメージの固有座標系におけるコントロール ポイントの x 座標と y 座標を表します。
この例では、4 つの正しいコントロール ポイント ペアを含む配列 movingPoints
を示します。
movingPoints = 215.6667 262.3333 225.7778 311.3333 156.5556 340.1111 270.8889 368.8889
コントロール ポイント選択ツールの現在の状態 (組になっていないコントロール ポイントや予測したコントロール ポイントを含む) を保存するには、[すべてのポイントをもつ構造体] チェック ボックスをオンにします。
このオプションは、すべてのコントロール ポイントの位置と現在の状態を構造体 cpstruct
に保存します。
cpstruct = inputPoints: [4x2 double] basePoints: [4x2 double] inputBasePairs: [4x2 double] ids: [4x1 double] inputIdPairs: [4x2 double] baseIdPairs: [4x2 double] isInputPredicted: [4x1 double] isBasePredicted: [4x1 double]
cpstruct
を使用して、前回中止した時点からコントロール ポイントの選択セッションを再起動できます。このオプションは、長時間で多くのポイントを選択する場合や、処理を再開する場合に一致していないポイント、および予測ポイントを保存する場合に役立ちます。
関数 cpstruct
から正しいコントロール ポイント座標の配列を抽出する場合は、関数 cpstruct2pairs
を使用してください。
また、コントロール ポイント選択ツールでは、ツールの終了時にコントロール ポイントを保存するかどうかをたずねるメッセージが表示されます。
参考
cpselect
| cpstruct2pairs
| fitgeotform2d