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イメージ内の関心領域のシャープ化
グレースケール イメージをワークスペースに読み取ります。
I = imread('pout.tif');
imshow(I)
イメージ上に関心領域を描画し、フィルター処理する領域を指定します。関数 drawcircle
を使用し、円の中心と円の半径を指定して関心領域を作成します。代わりに円を対話形式で描画する場合は、円の中心または半径を指定しないでください。
hax = drawcircle(gca,'Center',[115 69],'Radius', 60);
関数 createMask
を使用し、ROI を指定してマスクを作成します。
mask = createMask(hax);
フィルターとして使用する関数を定義します。次に示す f
という関数は、入力イメージ x
を関数 imsharpen
に渡し、名前と値のペアの引数 'Amount'
を使用してシャープ化効果の強度を指定します。
f = @(x)imsharpen(x,'Amount',3)
f = function_handle with value:
@(x)imsharpen(x,'Amount',3)
関数 roifilt2
を使用し、イメージ、マスク、およびフィルター関数を指定して、ROI をフィルター処理します。
J = roifilt2(I,mask,f);
結果を表示します。
imshow(J)
参考
drawcircle
| Circle
| createMask
| roifilt2
| imsharpen