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nclaunch

Cadence Xceliumシミュレータを起動して、HDL Verifierソフトウェアで使用するように設定します

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構文

nclaunch
nclaunch(Name,Value)

説明

nclaunchは、Cadence® MATLAB®および $ でXcelium™ Simulink® シミュレータを開始します。 HDL Verifier™ソフトウェアの$の機能。明示的にXceliumパラメーターを指定しない場合、 MATLAB シミュレータの最初のフォルダは、rundir の現在のフォルダと一致します。

例

nclaunch(Name,Value) は、 Xceliumシミュレータ、 xmsim実行可能ファイルの起動に使用される Tcl コマンドをカスタマイズできる名前と値のペアの引数を指定します。使用するコマンド、開始コマンドを保存する Tcl スクリプトのパスと名前、およびSimulinkアプリケーションの場合は、アプリケーションが使用する通信モードの詳細。

この関数を呼び出した後、HDL シミュレーターのHDL Verifier関数 (たとえば、 hdlsimmatlab、 hdlsimulink) を使用して対話型の操作を行うことができます。デバッグセットアップ。

例

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デザインをコンパイルし、 Simulinkを開始します。

nclaunch('tclstart',{'exec xmvlog -64bit -c +access+rw +linedebug top.v','hdlsimulink' ...
     -gui work.top'},'socketsimulink','4449','rundir','/proj');

この例では、 nclaunch は次の処理を実行します。

  • デザインtop.v: exec xmvlog -64bit -c +access+rw +linedebug top.vをコンパイルします。

  • モデルがロードされたprojフォルダーから GUI を使用してSimulinkを起動します: hdlsimulink -gui work.topおよび'rundir', '/proj'。

  • Simulink、ソケット ポート 4449: HDL Verifier 'socketsimulink','4449' インターフェイスと通信するように指示します。

これらのコマンドはすべて、 tclstartのプロパティ値として単一の文字ベクトルで指定されます。

nclaunchを使用して、Tcl シェルから HDL シミュレーターを起動する Tcl スクリプトを作成します。

Tcl スクリプトの名前と、パラメーターとして含まれるコマンドをnclaunchに指定します。

nclaunch('tclstart','xxx','startupfile','myTclscript','starthdlsim','yes')

この例では、Tcl スクリプトが作成され、HDL シミュレーターを開始するコマンドが含まれています。起動 Tcl ファイルの名前は「myTclscript」です。

Tcl シェルでスクリプトを実行します。

shell> Tclsh myTclscript

これにより、HDL シミュレータが起動します。

nclaunch MATLAB を呼び出した後、Tcl シェルで実行される一連の Tcl コマンドを構築します。

Tcl コマンド値をTclcmdのnclaunchパラメーターに割り当てます。

Tclcmd{1} = 'exec xmvlog -64bit vlogtestbench_top.v'
Tclcmd{2} = 'exec xmelab -64bit -access +wc vlogtestbench_top'
Tclcmd{3} = ['hdlsimmatlab -gui vlogtestbench_top ' '-input "{@matlabcp... 
     vlogtestbench_top.u_matlab_component -mfunc vlogmatlabc...
     -socket 32864}" ' '-input "{@run 50}"']
Tclcmd = 

    'exec xmvlog -64bit vlogtestbench_top.v'  'exec xmelab -64bit -access +wc vlogtestbench_top'

Tclcmd = 

    'exec xmvlog -64bit vlogtestbench_top.v'  'exec xmelab -64bit -access +wc vlogtestbench_top'

Tclcmd = 

    [1x31 char]    [1x41 char]    [1x145 char]

  • tclcmd{1}はvlogtestbench_topをコンパイルします。

  • tclcmd{2} はモデルを詳しく説明します。

  • tclcmd{3} は、 hdlsimmatlab gui を呼び出し、シミュレータに精緻化されたvlogtestbench_topをロードします。

nclaunchコマンドを発行し、設定したばかりのtclcmd変数を渡します。

nclaunch('hdlsimdir','local.IUS.glnx.tools.bin','tclstart',tclcmd);

この例では、 nclaunch は、 tclcmdで割り当てられた Tcl コマンドを通じて次のタスクを起動します。

  • -input (matlabtbおよびrun) で渡された引数をxmsim Tcl シェルで実行します。

  • matlabcpへの呼び出しを発行し、関数vlogmatlabcをモジュール インスタンスu_matlab_componentに関連付けます。

  • hdldaemonのMATLAB がポート 32864 でリッスンしていると仮定します。

  • run関数に 50 解像度単位 (ティック) を実行するように指示します。

入力引数

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名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数より後に配置する必要がありますが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、各名前と値をカンマで区切って、 Name 引用符で囲みます。

例: nclaunch('runmode','GUI') は、グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して HDL シミュレーターを開始します。

Xceliumシミュレータ実行可能ファイルへのパス'hdlsimdir'とパス名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。デフォルトでは、関数はシステム パス上で見つけたシミュレーターの最初のバージョンを実行します。

データ型: char

Xceliumシミュレーター実行可能ファイルの名前。TG 'hdlsimexe'とシミュレーター名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。デフォルトでは、関数は'xmsim'シミュレータを使用します。

データ型: char

起動 Tcl ファイルのエントリ'libdir'とフォルダー名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。これは、Xceliumシミュレータが動作していないマシン上でMATLABと通信するための、 Xceliumシミュレータの共有ライブラリを含むフォルダーを指します。 MATLABがあります。

データ型: char

HDL シミュレーション用のライブラリ ファイル。TG 'libfile'とライブラリ ファイル名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。HDL シミュレーターが、HDL シミュレーターに付属のコンパイラーを使用して構築された他のライブラリ (SystemC ライブラリを含む) をリンクする場合、このプロパティで代替ライブラリ ファイルを指定できます。デフォルトでは、関数はMATLAB自体が使用するものと同じコンパイラーを使用してビルドされたライブラリ ファイルのバージョンを使用します。

データ型: char

HDL シミュレーターを実行する場所。TG 'rundir'とフォルダー名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

この名前と値のペアには次の条件が適用されます。

  • dirnameの値が「TEMPDIR」の場合、関数は HDL シミュレーターを実行する一時フォルダーを作成します。

  • dirnameを指定したときにディレクトリが「存在しない」場合は、エラーが発生します。

データ型: char

HDL シミュレーターの実行モード'runmode'と次のいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

  • 'Batch' – ウィンドウなしでバックグラウンドで HDL シミュレーターを開始します

  • 'Batch with Xterm' – ウィンドウなしでバックグラウンドで HDL シミュレーターを開始します

  • 'CLI' – 対話型ターミナル ウィンドウで HDL シミュレーターを開始します

  • 'GUI' – グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して HDL シミュレーターを開始します

XceliumシミュレーターとSimulinkの間の TCP/IP ソケット通信。 'socketsimulink'とポート番号で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。またはサービス名。デフォルトでは、関数は共有メモリ通信を使用します。

データ型: char

Xceliumを開始するオプション。 'starthdlsim'と次のいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

  • 'yes' – Xceliumシミュレータの起動後に起動 Tcl ファイルを作成します。

  • 'no' – Xceliumシミュレータを起動せずに起動 Tcl ファイルを作成します。

生成された Tcl ファイルの名前と場所。TG 'startupfile'とパス名で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。生成された Tcl スクリプトは、実行されるとコンパイルされ、Xceliumシミュレーターが起動されます。

データ型: char

Xceliumシミュレータが起動する前に TCL コマンドを実行します。これは、 'tclstart'と Tcl コマンドで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

メモ

非 Tcl システム シェル コマンドの前にexecと入力する必要があります。以下に例を示します。

exec -xmvlog -64bit -c +access+rw +linedebug top.v
hdlsimulink -gui work.top

少なくとも 1 つのコマンドを指定する必要があります。それ以外の場合、アクションは発生しません。

データ型: char

バージョン履歴

R2008a で導入