numel

fi 配列のデータ要素数

構文

n = numel(A)

説明

n = numel(A) は、fi 配列 A の要素数 n を返します。

numel を MATLAB^® コードで使用すると、組み込み型と fi オブジェクトについて同じ結果が返されます。データ型に依存しない MATLAB コードを配列処理用に作成するには、numel を使用します。

例

2 次元 fi 配列の要素数

2 行 3 列の配列の fi オブジェクトを作成します。

X = fi(ones(2,3),1,24,12)

X = 
     1     1     1
     1     1     1

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 24
        FractionLength: 12

numel はこの行列の 6 個の要素をカウントします。

n = numel(X)

n = 6

多次元 fi 配列の要素数

2 x 3 x 4 配列の fi オブジェクトを作成します。

X = fi(ones(2,3,4),1,24,12)

X = 
(:,:,1) =
     1     1     1
     1     1     1
(:,:,2) =
     1     1     1
     1     1     1
(:,:,3) =
     1     1     1
     1     1     1
(:,:,4) =
     1     1     1
     1     1     1

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 24
        FractionLength: 12

numel はこの行列の 24 個の要素をカウントします。

n = numel(X)

n = 24

入力引数

A — 入力配列

スカラー | ベクトル | 行列 | 多次元配列

入力配列。スカラー、ベクトル、行列または fi オブジェクトの多次元配列として指定します。

複素数のサポート: あり

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2013b で導入

参考

numel