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lsb

fi オブジェクトの最下位ビットのスケーリング、または quantizer オブジェクトの最下位ビットの値

説明

b = lsb(a) は、fi オブジェクト a の最下位ビットのスケーリングを返します。結果は、関数 eps から返される結果と等価です。

p = lsb(q) は、quantizer オブジェクト q の量子化レベル、または 1.0 から次に大きい浮動小数点数までの距離 (q が浮動小数点 quantizer オブジェクトの場合) を返します。

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関数 lsb を使用して、fi オブジェクト a の最下位ビットのスケーリングの値を求めます。

語長 8 ビット、小数部の長さ 7 ビットを指定する符号付き fi オブジェクトを作成します。

a = fi([],1,8,7)
a = 

[]

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 8
        FractionLength: 7

fi オブジェクトの最下位ビットを求めます。

lsb(a)
ans = 
    0.0078

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 8
        FractionLength: 7

関数 lsb を使用して、quantizer オブジェクト q の最下位ビットの値を求めます。

語長 8 ビット、小数部の長さ 7 ビットを指定する固定小数点型の quantizer オブジェクトを作成します。

q = quantizer('fixed',[8 7])
q =


        DataMode = fixed
       RoundMode = floor
    OverflowMode = saturate
          Format = [8  7]

quantizer オブジェクトの量子化レベルを求めます。

p = lsb(q)
p = 0.0078

固定小数点と浮動小数点のいずれの quantizer オブジェクト q でも、lsb(q) = 2^-FRACTIONLENGTH(q) です。

lsb(q)==2^-7
ans = logical
   1

入力引数

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入力配列。fi オブジェクトとして指定します。

データ型: fi
複素数のサポート: あり

入力 quantizer オブジェクト。quantizer オブジェクトとして指定します。

拡張機能

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入