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Zero Crossing

1 つのタイム ステップ内で信号がゼロを横切る回数をカウントする

  • Zero Crossing block

ライブラリ:
DSP System Toolbox / Signal Operations

説明

Zero Crossing ブロックは、指定されたチャネル内の信号が次の条件を満たすときにその信号がゼロを横切ったと判断します。ここで、xi は信号の現在の値、xi−1 は 1 つ前の値 (以下同様) です。

  • xi < 0 および xi−1 > 0

  • xi > 0 および xi−1 < 0

  • ある正の整数 L について、xi < 0、xi−1 = 0、および xi−L−1 > 0。ここで、0lL です。

  • ある正の整数 L について、xi > 0、xi−1 = 0、および xi−L−1 < 0。ここで、0lL です。

入力信号の最初の値について、xi−1 および xi−2 はゼロです。このブロックは、[Cnt] 端子において 1 つのタイム ステップ内で信号がゼロを横切る回数を出力します。

端子

入力

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入力信号。実数値のベクトルまたは行列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32 | fixed point

出力

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このブロックは、データ入力におけるゼロクロッシングの回数を次のいずれかとして出力します。

  • スカラー –– データ入力が列ベクトルである場合、このブロックは、データ入力におけるゼロクロッシングの回数を表すスカラー値を出力します。

  • 行ベクトル –– データ入力が行列の場合、このブロックは行ベクトルを出力します。この行ベクトルの各要素は、データ入力の対応する列におけるゼロクロッシングの回数を表します。

データ型: uint32

パラメーター

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ブロックで入力を処理する方法を指定します。

  • チャネルとしての列 (フレーム ベース) — このオプションを選択すると、ブロックは入力の各列を別々のチャネルとして扱います。

  • チャネルとしての要素 (サンプル ベース) — このオプションを選択する場合、ブロックは入力の各要素を別々のチャネルとして扱います。

ブロックの特性

データ型

double | fixed point | integer | single

直達

なし

多次元信号

なし

可変サイズの信号

なし

ゼロクロッシング検出

なし

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

(Simulink)