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Flip

入力の上下反転または左右反転

  • Flip block

ライブラリ:
DSP System Toolbox / Signal Management / Indexing

説明

Flip ブロックは、M 行 N 列の入力行列 u を上下または左右に反転します。このブロックは、反転を行う対象の次元を [反転対象] パラメーターで決定します。

このブロックは Simulink® バーチャル バスをサポートします。

端子

入力

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入力信号。サイズが M 行 N 列の行列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32 | Boolean | fixed point | enumerated

出力

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反転後の出力。サイズが M 行 N 列の行列として返されます。出力の次元は常に入力と同じです。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32 | Boolean | fixed point | enumerated

パラメーター

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入力を反転する対象の次元を [列] または [行] として指定します。このパラメーターを [列] に設定すると、ブロックは入力を上下反転させます。このパラメーターを [行] に設定すると、ブロックは入力を左右反転させます。

このパラメーターを [列] に設定すると、ブロックが入力を "上下" 反転させ、入力の最初の行が出力の最後の行になります。

y = flipud(u) % Equivalent MATLAB code 

入力を上下反転させると、ブロックは長さ M の方向性をもたないベクトル入力を M 行 1 列の列ベクトルとして扱います。

このパラメーターを [行] に設定すると、ブロックが入力を "左右" 反転させ、入力の最初の列が出力の最後の列になります。

y = fliplr(u) % Equivalent MATLAB code 

入力を左右反転させると、ブロックは長さ N の方向性をもたないベクトル入力を 1 行 N 列の行ベクトルとして扱います。

ブロックの特性

データ型

Boolean | double | enumerated | fixed point | integer | single

直達

なし

多次元信号

なし

可変サイズの信号

なし

ゼロクロッシング検出

なし

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

(Simulink) | | |