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連続時間の伝達関数の推定

この例では、Discrete Transfer Function Estimator ブロックを使用して連続時間アナログ フィルターの振幅および位相応答を推定する方法について説明します。

モデル例

例の検証

この例では、次の 2 つのアナログ フィルターの振幅および位相応答を推定します。

a. 通過帯域エッジ周波数が 1 MHz のローパス 8 次楕円フィルター

b. 低域側と高域側の阻止帯域エッジ周波数がそれぞれ 2 MHz および 3 MHz のバンドパス 8 次チェビシェフ II フィルター

Manual Switch ブロックを使用して、モデルの実行中に 2 つのフィルターを切り替えることができます。

Baseband Transfer Function ブロックのダイアログで次の内容を指定できます: エイリアスのない信号の帯域幅 (BW)、伝達推定で使用する FFT 長、推定の平滑化に使用するスペクトル平均の数。

励起入力は一様分布のランダムな信号です。励起はテスト対象のフィルターを介して入力されます。励起信号とフィルター処理された信号は共に、帯域幅 BW Hz のアンチエイリアス アナログ フィルターを介して渡され、サンプリング周波数が 2.56*BW Hz の Zero-Order Hold ブロックを使用して離散時間信号に変換されます。離散励起信号と離散出力信号は Discrete Transfer Estimator ブロックに渡されます。位相応答は Phase Extractor ブロックで計算されます。Array Plot スコープを使用して推定されたフィルターの振幅および位相応答を可視化します。

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