pload
(削除済み) 並列セッションにファイルを読み込む
構文
pload(fileroot)
引数
| 読み込み対象の保存済みファイルすべてに共通なファイル名の部分 |
説明
pload(fileroot)
は通信ジョブを実行しているワーカーに [fileroot num2str(spmdIndex)]
で表されるファイルのデータを読み込みます。これらのファイルは psave
コマンドで作成しておく必要があります。ワーカーの数はファイルの数と同じでなければなりません。ファイルはすべてのワーカーからアクセスできる必要があります。この関数によって、すべての対話型分散配列が再構成されます。fileroot
に拡張子が含まれる場合は、spmdIndex
の文字表現が拡張子の前に挿入されます。このため、pload('abc')
はファイル abc1.mat
をワーカー 1 に、abc2.mat
をワーカー 2 に、というように読み込もうとします。
例
複製された変数、バリアント変数および対話型分散変数の 3 つの変数を作成します。その後、データを保存します(次の例は通信ジョブまたは pmode において機能しますが、parfor
や spmd
ブロックでは機能しません)。
clear all; rep = speye(spmdSize); var = magic(spmdIndex); D = eye(spmdSize,codistributor()); psave('threeThings');
これにより、現在の作業ディレクトリに 3 つのファイル (threeThings1.mat
、threeThings2.mat
、threeThings3.mat
) が作成されます。
すべてのワーカーでワークスペースを消去し、変数がなくなったことを確認します。
clear all
whos
前に保存したデータをワーカーに読み込みます。これが存在することを確認します。
pload('threeThings');
whos
isreplicated(rep)
iscodistributed(D)