distributed.sprand
一様分布する疑似乱数値からなるスパース分散配列を作成する
構文
DS = distributed.sprand(m,n,density)
説明
DS = distributed.sprand(m,n,density)
は、約 density*m*n
個の一様分布する double の非ゼロ要素をもつ m
行 n
列のスパース分散配列を作成します。
例
約 1000 個の非ゼロ要素をもつ 1000 行 1000 列で double 型のスパース分散配列 DS
を作成します。
DS = distributed.sprand(1000,1000,0.001);
ヒント
並列プールのワーカーで、つまり独立ジョブまたは通信ジョブで sprand
を使用すると、各ワーカーで乱数発生器のシードが spmdIndex
またはタスク ID のみによって決まる値に設定されます。このため、各ワーカーの配列はそのジョブで一意となります。ただし、ジョブを繰り返すと同じ乱数データが得られます。
バージョン履歴
R2009b で導入
参考
sprand
| codistributed.sprand
| rand
| randn
| sparse
| distributed.speye
| distributed.sprandn