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demote

クラスター キューでジョブを降格する

構文

demote(c,job)

引数

c

ジョブが含まれているクラスター オブジェクト

job

ジョブ キュー内で降格されるジョブ オブジェクト

説明

demote(c,job) は、クラスター c 内でキューに登録されているジョブ オブジェクト job を降格します。

job がキューの最後のジョブでない場合、demotejob とキュー内でその後にあるジョブの位置を入れ替えます。

複数のジョブを作成し、既定の並列構成で特定される MATLAB® ジョブ スケジューラに投入します。

c = parcluster();
pause(c) % Prevent submissions from running.

j1 = createJob(c,'Name','Job A');
j2 = createJob(c,'Name','Job B');
j3 = createJob(c,'Name','Job C');
submit(j1);submit(j2);submit(j3);

キュー内でジョブの 1 つを 1 ランク降格します。

demote(c,j2)

新しいキューの順序を調べます。

[pjobs,qjobs,rjobs,fjobs] = findJob(c);
get(qjobs,'Name')
    'Job A'
    'Job C'
    'Job B'

ヒント

demote または promote を呼び出した後でも、クラスター オブジェクトの Jobs プロパティに含まれるジョブ オブジェクトの順序は変更されません。キュー内のジョブの実行順序のスケジュールを表示するには、関数 findJob[pending queued running finished] = findJob(c) の形式で使用してください。

バージョン履歴

R2006a より前に導入