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lqry

出力に重み付けを行った線形 2 次 (LQ) 状態フィードバック レギュレーターを設計

構文

[K,S,e] = lqry(sys,Q,R,N)

説明

次のプラントを考えます。

x˙=Ax+Buy=Cx+Du

またはその離散時間の等価物に対して lqry は次の状態フィードバック制御を設計します。

u=Kx

これは出力に重み付けを行った 2 次コスト関数を最小化します。

J(u)=0(yTQy+uTRu+2yTNu)dt

(またはその離散時間の等価物)。関数 lqry は、次の重み行列をもつ lqr または dlqr と等価です。

[Q¯N¯N¯TR¯]=[CT0DTI][QNNTR][CD0I]

[K,S,e] = lqry(sys,Q,R,N) は最適ゲイン行列 K、リカッチの解 S、および閉ループ固有値 e = eig(A-B*K) を返します。状態空間モデル sys は連続時間、または離散時間のプラント データ (A, B, C, D) を指定します。N を省略すると、既定値は N=0 と見なされます。

例は、X 軸に対する LQG 設計を参照してください。

制限

データ A,B,Q¯,R¯,N¯ は、lqr または dlqr の要件を満たさなければなりません。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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