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connectOptions

connect コマンドのオプション

説明

opt = connectOptions は、connect のための既定のオプションを返します。

opt = connectOptions(Simplify=S) は、Simplify オプションを S と等しく設定します。R2021a より前では 'Simplify',S を使用します。

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connectOptions を使用して、connect コマンドによって相互接続されたモデルで未接続の状態が保持されるようにします。

動的システム モデル sys1sys2sys3 があるとします。これらの動的システム モデルトを組み合わせて、入力 'r' と出力 'y' をもつ相互接続されたモデルを作成します。'r' から 'y' へのパスにおいてダイナミクスに影響しないモデル内の状態が保持されるよう、このオプションを設定します。

opt = connectOptions(Simplify=false);
sysc = connect(sys1,sys2,sys3,'r','y',opt);

入力引数

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未接続の状態の自動消去。true または false として指定されます。

  • trueconnect は、相互接続されているシステムの指定された入力から指定された出力への I/O 伝達関数に影響しない状態を、すべて自動的に消去します。

  • falseconnect は未接続の状態を保持します。このオプションは、たとえば、コンポーネントの既知の初期状態値から、相互接続されたシステムの応答を計算する場合などに便利です。

出力引数

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connect のオプション。connectOptions オプション セットとして返されます。モデルを相互接続する際に、connect の最後の引数として opt を使用します。

バージョン履歴

R2013b で導入

参考