MATLAB Runtime の初期化メッセージの表示
MATLAB® Runtime の初期化の開始と完了をエンド ユーザーに通知するコンソール メッセージを表示することができます。
このメッセージを作成するには、mcc
コマンドの -R
オプションを使用します。
以下のオプションがあります。
既定の開始メッセージのみを使用 (
Initializing MATLAB runtime version
)x
.xx
任意のテキストで開始または完了のメッセージをカスタマイズ。カスタマイズされた開始メッセージより先に、既定の開始メッセージも表示されます。
以下に、このオプションを起動するいくつかの異なる方法を例示します。
このコマンド: | 表示: |
---|---|
mcc -R -startmsg | 既定の開始メッセージ Initializing MATLAB Runtime version |
mcc -R -startmsg,' | 既定の開始メッセージ Initializing MATLAB Runtime version 、および起動時には user customized message |
mcc -R -completemsg,' | 既定の開始メッセージ Initializing MATLAB Runtime version 、および完了時には user customized message |
mcc -R -startmsg,' | 既定の開始メッセージ Initializing MATLAB Runtime version 、および各オプションの前に -R を指定することで起動時と完了時の両方に user customized message |
mcc -R -startmsg,' ' | 既定の開始メッセージ Initializing MATLAB Runtime version 、および -R を 1 回だけ指定することで起動時と完了時の両方に user customized message |
ベスト プラクティス
mcc -R
を使用する場合は、次のことに注意してください。
MATLAB コマンド ウィンドウで
mcc
を呼び出す場合は、コンマを一重引用符内に配置します。mcc -m hello.m -R '-startmsg,"Message_Without_Space"'
初期化メッセージ内にスペースが入っている場合は、システム コマンド ウィンドウから
mcc
を呼び出すか、MATLAB から!mcc
を使用します。