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Rician Noise Generator

ライス分布ノイズを生成する

ライブラリ

Comm Sources の Noise Generators サブライブラリ

説明

Rician Noise Generator ブロックは、ライス分布ノイズを生成します。ライス確率密度関数は次によって提供されます。

f(x)={xσ2I0(mxσ2)exp(x2+m22σ2)x00x<0

ここで、

  • σ はライス分析ノイズの根底にあるガウス分布の標準偏差です。

  • m2 = mI2+mQ2、ここで、mI および mQ は、2 つの独立したガウス成分の平均値です。

  • I0 は、次によって提供されるゼロ次の第 1 種修正ベッセル関数です。

    I0(y)=12πππeycostdt

m と σ は、ライス ノイズの平均値と標準偏差では "ない" ことに注意してください。

乱数発生器には [Initial seed] を指定しなければなりません。定数である場合、結果のノイズは繰り返し可能です。[Initial seed] パラメーターのベクトル長は、フレームベース出力の列数またはサンプルベース出力の要素数と同じにしてください。ダイアログ ボックスで [Initial seed] パラメーターの上にある数値パラメーター群は、[Initial seed] またはスカラーと同じ長さのベクトルで構成できます。

初期シード

スカラー [Initial seed] パラメーターは、ブロックがライス分布の複素数ランダム処理を生成するために使用する乱数発生器を初期化します。最良の結果を得るには、[Initial seed] を 30 以上の素数にしなければなりません。また、モデル内に [Initial seed] パラメーターをもつ他のブロックがある場合、このようなブロックすべてに別の初期シードを選択しなければなりません。

Communications System Toolbox™ の関数 randseed を使用すると、Rician Noise Generator ブロック用のシードを選択できます。MATLAB プロンプトで、以下を入力します。

randseed

これにより、30 以上のランダムな素数が返されます。randseed をもう一度入力すると、別の素数が生成されます。整数の引数を入力する場合、randseed は整数に対して常に同じ素数を返します。たとえば、randseed(5) は常に同じ答えを返します。

出力信号の属性

出力信号は、フレーム ベースの行列、サンプル ベースの行または列ベクトル、またはサンプル ベースの 1 次元配列になります。これらの属性は、[Frame-based outputs][Samples per frame] および [ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈] のパラメーターによって制御されます。詳細は、『Communications System Toolbox ユーザー ガイド』の「ソースとシンク」を参照してください。

[Initial seed] パラメーターおよび [Sigma] パラメーターの要素の数は、フレームベース出力の列数またはサンプルベース ベクトル出力の要素数になります。また、[Initial seed] パラメーターおよび [Sigma] パラメーターの形状 (行または列) は、サンプルベースの 2 次元出力信号の形状になります。

ダイアログ ボックス

Specification method

[K-factor] または [Quadrature components] のいずれか。

Rician K-factor

K = m2/(2σ2)、ここで、"m" はライスの確率密度関数にあるものです。このフィールドは、[Specification method][K-factor] である場合にだけ表示されます。

In-phase component (mean), Quadrature component (mean)

平均値 mI および mQ は、どちらもガウス成分です。これらのフィールドは、[Specification method][Quadrature components] である場合にだけ表示されます。

Sigma

ライス確率密度関数の変数 σ。

Initial seed

乱数発生器の初期シード値。

Sample time

各サンプルベースのベクトルまたはフレームベースの行列の各行の周期。

Frame-based outputs

出力がフレームベースかサンプルベースかを決定します。このボックスは、[Interpret vector parameters as 1-D] がオフの場合にのみ、有効です。

Samples per frame

フレーム ベースの出力信号の各列のサンプルの数。このフィールドは、[Frame-based outputs] がオンの場合のみ有効です。

Interpret vector parameters as 1-D

このボックスがオンの場合、出力は 1 次元信号です。それ以外の場合、出力は 2 次元信号です。このボックスは、[Frame-based outputs] がオフの場合のみ有効です。

Output data type

出力は double または single データ型に設定されます。

参考文献

[1] Proakis, John G., Digital Communications, Third edition, New York, McGraw Hill, 1995.

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