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randdeintrlv

ランダム置換を使用してシンボルの順序を復元

構文

deintrlvd = randdeintrlv(data,state)

説明

deintrlvd = randdeintrlv(data,state) はランダム置換を反転して data の要素の元の順序を復元します。state パラメーターは関数が置換を指定するために使用する乱数発生器を初期化します。state はスカラーまたは 35 行 1 列のベクトルで、関数 rand で記述され、randintrlv で使用されます。関数は与えられた状態に対して予測可能ですが、異なる状態は異なる置換を生成します。data が複数の行と列をもつ行列である場合、この関数は列を個別に処理します。

この関数を関数 randintrlv の逆関数として使用するには、両方の関数で同じ state 入力を使用します。その場合、2 つの関数は関数 randintrlv の後に関数 randdeintrlv を適用してもデータが変更されないという意味で、逆関数といえます。

既定の設定では、この関数は Nishimura と Matsumoto によるメルセンヌ・ツイスター アルゴリズムを使用します。

メモ

state パラメーターを使用すると、乱数発生器で関数 rand'state' アルゴリズムを使用するようこの関数を切り替えます。

乱数発生器アルゴリズムの詳細については、rand を参照してください。

ランダム インターリーブおよびデインターリーブを使用した例は、MATLAB でブロック インターリーバーを使用したエラー レートの改善を参照してください。

バージョン履歴

R2006a より前に導入