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アイ ダイアグラム

時間領域信号のアイ ダイアグラムの表示

R2023b 以降

  • Eye Diagram Scope block

ライブラリ:
Communications Toolbox / Comm Sinks
Communications Toolbox HDL Support / Comm Sinks
Mixed-Signal Blockset / Utilities
SerDes Toolbox / Utilities

説明

Eye Diagram ブロックは変調された信号の複数のトレースを表示して、アイ ダイアグラムを生成します。このブロックを使用して、パルス整形やチャネル歪みの影響などの信号の変調特性を表示できます。

Eye Diagram ブロックの入力端子は 1 つです。このブロックは列ベクトルまたはスカラー入力信号を受け入れます。このブロックは、double、single、基本整数型および固定小数点型の各データ型の信号を受け入れます。すべてのデータ型は、ブロックが結果を表示する前に double にキャストされます。

アイ ダイアグラムの表示を変更するには、[スコープ] を選択し、[設定][Settings Properties] ボタン () をクリックします。

アイ ダイアグラムの表示

Eye Diagram ブロックを使用して、フィルター処理された QPSK 信号のアイ ダイアグラムを表示します。

モデル doc_eye_diagram_scope_new を開きます。モデルを実行し、表示されたアイ ダイアグラムを観察します。

model = 'doc_eye_diagram_scope_new.slx';
open_system(model)
sim(model)

端子

入力

すべて展開する

入力信号。スカラーまたは列ベクトルとして指定します。

データ型: double

パラメーター

すべて展開する

表示とトレース

シンボルあたりのサンプル数。正の整数として指定します。[Symbols per trace] と共に使用して、トレースあたりのサンプルの数を決めます。

調整可能: Yes

サンプル オフセット。[Samples per symbol][Symbols per trace] の積より小さい非負の整数として指定します。このオフセットは最初の点をプロットする前に省略するサンプル数を指定します。

調整可能: Yes

トレースあたりにプロットされるシンボルの数。正の整数で指定します。

調整可能: Yes

プロットされるトレースの数。正の整数として指定します。

調整可能: Yes

依存関係

このチェック ボックスをオンにすると、画面上に最初にプロットされた点からの時間間隔が開くにつれて点の色が薄くなります。

このチェック ボックスを選択して、アイ ダイアグラムに虚数部のプロットを表示します。

座標軸とラベル

スコープで実数軸に表示されるテキスト。

調整可能: Yes

アイ ダイアグラム プロットの上部に表示されるラベル。

調整可能: Yes

スコープで虚軸に表示されるテキスト。

調整可能: Yes

y 軸の下限と上限の値。

調整可能: Yes

このラジオ ボタンを選択して、スコープ ウィンドウに表示します。

色とスタイル

このタブを使用して、アクティブな表示領域のスタイルをカスタマイズします。表示領域を含む Figure の色、表示軸の背景や前景の色、表示領域内のラインのプロパティを変更できます。

クリップボードへのコピー時に色を保持するには、このラジオ ボタンを選択します。

プロットの背景色を指定します。

座標軸の塗りつぶし色と線の色を指定します。

座標軸のラベルの色を指定します。

表示された信号のラインのスタイルを指定します。

表示された信号のラインのライン太さを指定します。

選択された信号のデータ点マーカー。この表のデータ点マーカーからいずれかを選択して指定します。このパラメーターは、MATLAB® Handle Graphics® プロット オブジェクトの Marker プロパティとほぼ同等です。

指定子マーカー タイプ
なしマーカーなし (既定の設定)
正方形
十字
プラス記号
アスタリスク
菱形
下向き三角形
上向き三角形
左向き三角形
右向き三角形
星形五角形
星形六角形

表示された信号のラインの色を指定します。

ブロックの特性

データ型

Boolean | double | enumerated | fixed point | integer | single

直達

なし

多次元信号

なし

可変サイズの信号

なし

ゼロクロッシング検出

なし

詳細

すべて展開する

拡張機能

バージョン履歴

R2023b で導入

参考

ブロック

関数