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Derepeat
連続するサンプルを平均化することで、サンプリング レートを低減
ライブラリ:
Communications Toolbox /
Sequence Operations
説明
Derepeat ブロックは、N 連続サンプルを平均化して、入力サンプルレートの 1/N 倍のレートで離散入力をリサンプリングします。N は Derepeat factor, N
パラメーターを表します。
端子
入力
In — 入力信号
スカラー | ベクトル | 行列
入力信号。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。
データ型: double
複素数のサポート: あり
出力
パラメーター
Derepeat factor, N — デリピート係数
5 (既定値) | 整数
デリピート係数。整数で指定します。デリピート係数は、各出力サンプルを生成するために平均する連続入力サンプルの数です。
入力処理 — 入力処理の制御
チャネルとしての列 (フレーム ベース)
(既定値) | チャネルとしての要素 (サンプル ベース)
入力処理の制御。以下のいずれかのオプションを指定します。
チャネルとしての列 (フレーム ベース)
— ブロックは入力の各列を別々のチャネルとして扱います。チャネルとしての要素 (サンプル ベース)
— ブロックは入力の各要素を別々のチャネルとして扱います。
レート オプション — ブロック処理レート
マルチレート処理を許可
(既定値) | シングルレート処理を適用
ブロック処理レート。以下のいずれかのオプションを指定します。
Allow multirate processing
— ブロックは出力サンプルレートを入力サンプルレートのDerepeat factor, N
倍遅くして信号をダウンサンプリングします。詳細については、マルチレート処理を参照してください。Enforce single-rate processing
— ブロックは、Derepeat factor, N
パラメーター値と等しい係数で出力フレーム サイズを減らすことで、入力サンプルレートを維持します。また、シングルレート処理モードでは、このブロックを Triggered Subsystem 内で使用できます。詳細については、シングルレート処理を参照してください。
Initial condition — Initial condition
0 (既定値) | スカラー | ベクトル | 行列
初期条件。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。このパラメーターでは、入力データを出力に表示するには早すぎる場合の出力値を指定します。[Initial conditions] パラメーターの次元が出力の次元と一致する場合、このパラメーターは初期出力値を表します。[Initial conditions] がスカラーの場合、出力内の各要素の初期値を表します。このブロックは、初期条件の空の行列をサポートしません。
ブロックの特性
データ型 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
詳細
シングルレート処理
ブロックは各フレームをデリピートし、異なるチャネルを独立して処理します。出力の各要素は、入力行列の "列" に沿った N 連続要素の平均です。N はフレーム サイズより小さくなければなりません。N は Derepeat factor, N
パラメーターを表しています。
Rate options
パラメーターを [Enforce single-rate processing]
に設定した場合、ブロックの入力と出力のサンプルレートは同じになります。このブロックは、入力よりも比較的な小さなフレーム "サイズ" を使用して、サンプリング レートを低減させます。すべての入力値を処理するには、N は、入力ベクトルまたは行列の行数を表す整数ファクターでなければなりません。N のファクターによってデリピートする場合、出力フレーム サイズは入力フレーム サイズの 1/N 倍ですが、入力と出力のフレーム レートは等しくなります。このオプションを使用する場合、Initial condition
パラメーターは適用されず、入力データがすぐに出力に表示されるため、ブロックに遅延は生じません。
たとえば、64 要素をもつ 1 つのチャネル入力がファクター 4 でデリピートされる場合、ブロックは 16 要素を出力します。入力と出力のフレーム周期は等しくなります。
また、シングルレート処理モードでは、このブロックを Triggered Subsystem 内で使用できます。
マルチレート処理
Rate options
パラメーターを [Allow multirate processing]
に設定すると、ブロックの入力と出力は同じサイズですが、出力のサンプルレートは入力のレートよりも N 倍遅くなっています。N は Derepeat factor, N
パラメーターを表します。
Input processing
パラメーターを[Elements as channels (sample based)]
に設定した場合、ブロックは入力を、その要素が独立したチャネルからのサンプルを表すベクトルまたは行列であるとみなします。このブロックは、長時間にわたって、各チャネルからのサンプルを個別に平均します。出力期間は入力期間の N 倍で、入力と出力のサイズは同じです。出力は 1 出力期間分遅延し、1 番目の出力値がInitial condition
値になります。Rate options
を[Enforce single-rate processing]
に設定した場合、ブロックはエラー メッセージを生成します。Input processing
パラメーターを[Columns as channels (frame based)]
に設定した場合、ブロックは入力端子よりも出力端子で比較的長いフレーム "周期" を使用して、サンプリング レートを低減します。N のファクターによってデリピートする場合、出力フレーム周期は入力フレーム周期の N 倍ですが、入力と出力のフレーム サイズは等しくなります。出力は 1 出力フレーム分遅延し、1 番目の出力フレームがInitial condition
値になります。ブロックは各フレームをデリピートし、異なるチャネルを独立して処理します。出力の各要素は、入力行列の "列" に沿った N 連続要素の平均です。デリピート ファクターはフレーム サイズよりも小さくなければなりません。たとえば、フレーム周期 1 秒の 1 つのチャネル入力がファクター 4 でデリピートされる場合、出力のフレーム周期は 4 秒になります。入力と出力のフレーム サイズは等しくなります。
ペア ブロック
Repeat — このブロックは、考えられる逆の例の 1 つです。
拡張機能
C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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