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Data Mapper

1 つの符号化方式から別の符号化方式に整数シンボルをマップする

  • Data Mapper block

ライブラリ:
Communications Toolbox / Utility Blocks

説明

Data Mapper ブロックは整数入力を受け入れ、整数出力にマッピングします。マッピング タイプには、バイナリからグレイ符号、グレイ符号からバイナリ、およびユーザー定義があります。さらに、パス スルー オプションを使用できます。

グレイ符号化は、すべての隣接する数が 1 ビットずつのみ異なる 2 進数の順序です。

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doc_binary2gray モデルは、Data Mapper ブロックを使用して、バイナリ シーケンスをグレイ符号化シーケンスに (およびその逆に) 変換します。

モデルを実行します。

Display ブロックは、バイナリ符号シーケンスおよびグレイ符号シーケンスの順序を示します。

端子

入力

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入力信号。スカラー、ベクトルまたは整数の行列として指定します。入力信号の要素は非負の値でなければなりません。このブロックは、非整数値を整数値として切り捨てます。入力が行列の場合、列は独立チャネルとして扱われます。

データ型: double | single | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

出力

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出力信号。スカラー、列ベクトルまたは行列として返されます。出力信号の次元は入力信号と同じです。

データ型: double | single | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

パラメーター

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ブロック パラメーターを対話的に編集するには、プロパティ インスペクターを使用します。Simulink® ツールストリップの [シミュレーション] タブの [準備] ギャラリーで [プロパティ インスペクター] を選択します。

マッピング モード。以下の 4 つのオプションのいずれかとして指定します。[Binary to Gray] および [Gray to Binary] モードのマッピングを次の表に示します。入力範囲は 0 ~ 7 です。

Binary to Gray モードGray to Binary モード
入力出力入力出力
0 0 (000) 0 (000) 0
1 1 (001) 1 (001) 1
2 3 (011) 2 (010) 3
3 2 (010) 3 (011) 2
4 6 (110) 4 (100) 7
5 7 (111) 5 (101) 6
6 5 (101) 6 (110) 4
7 4 (100) 7 (111) 5

[User-defined] モードを選択する場合、出力の順序を指定するベクトルを与えて任意のマッピングを使用できます。[Straight Through] モードを選択する場合、出力は入力と等しくなります。

シンボル セット サイズ。正の整数で指定します。このパラメーターは入力と出力を 0 ~ M-1 の範囲の整数に制限します。

マッピング ベクトル。Port_1 の入力信号の長さと等しい長さの非負の整数ベクトルとして指定します。このパラメーターは入力整数と出力整数の間の関係を定義します。たとえば、ベクトル [1 5 0 4 2 3] は以下のマッピングを定義します。

011520344253

ブロックの特性

データ型

double | fixed point | integer | single

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入